2017年02月07日

三重県・伊勢志摩地域の経済動向と見通し

 午後7時より志摩市商工会館多目的ホールにて、講師が、

(株)百五総合研究所 地域調査部 主任研究員の津谷 昭彦

氏の経済講演会がありました。


テーマは、「三重県・伊勢志摩地域の経済動向と見通し」で、

まずマクロ的に日本の経済の動向をおさらいし、伊勢志摩経済

についてサミット効果など、資料を基に詳しく説明していただ

きました。



 2016年の国内総生産の成長率は3四半期連続でプラスでした。

1月から3月期が0.7%、4月から6月期が0.5%、7月から9月期

が0.3%と景気が回復基調となってます。


日本の技術力や資本力、労働力など潜在的な体力を測る潜在成

長率が、1980年代は3〜4%、90年代が1%、今は0.2〜0.3%

だそうです。


昨年度の経済はまあまあのようで、リーマンショック前の水準

より良くなっています。




 ただ円安、原油高になると消費マインド、企業業績の下押し材

料になります。



また中国の経済減速、トランプのツイッター、国際情勢がもた

らす金融市場・為替の乱高下が実態経済に大きな影響を与える

ので注視してほしいとのことです。



 このブログを書いている時点で外国為替は、1ドル112円33銭

と円高に動いてます。


どの業界にも「想定レート」があり、自動車の場合103円88銭、

電気は104円80銭と、企業にとって居心地のよい為替水準は

100〜105円または90〜100円未満です。



 三重県では平成19年度から若者の流出が増えてきて深刻化し

ています



朝日町や高速インターの近くで工場の多い玉城町などは増えて

ますが、多くの地域では流出に歯止めがかかりません。



三重県・伊勢志摩地域の経済見通しとして、一部に弱さも見

られるが緩やかに回復が今後も継続する見通しです。



サミット効果は今年1年の取り組みが重要になります。


4ACBB532-FCBA-4014-B697-286CF75B05C4.jpg

posted by さっとん at 23:35| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

日本だけが難民と無縁でいられるわけがない

この2日ほど腰が少し痛むので、11時に「なごみ」で1時間もみほぐしを
してもらいました。
整骨院は週1、2回通ってますが、「なごみ」は初めてだったので少し不安
もありました。
今、腰の痛みはほとんどなく、すっきりした感じです。

その後、プラント(スーパー)に寄り、猫のえさ(サイエンス・ダイエット)
と正月用のハムなどを購入。
年末のムードを盛り上げるようにお客さんもいっぱいでした。

作田書店で、「竹中先生、世界経済について本音を話していいですか?」
(佐藤優、竹中平蔵)を購入。

第1章では、“日本だけが難民と無縁でいられるわけがない”というテーマで
の対談です。

・難民問題
・日露関係に安倍政権が入れ込みすぎている点
・中国大激動の影響(ウイグルや旧ソ連の国々を含めた中央アジア)⇒難民

難民ではありませんが、僕の働いている職場でも来年からベトナムやフィ
リピン人を採用していきます。

日本人がやりたがらない仕事を外国人にさせるのは失礼な感じもしますが、
絶対的な人手不足を解消する手段がないため致し方ないようです。
(2025年で38万人の介護職が不足)

2014年5000人の難民が日本に申請を出したのですが、認めたのは11人だ
けだったそうです。

ヨーロッパは伝統的な宗教の影響で、難民・移民を受け入れる法制度が整っ
てるのですが、日本にはありません。

佐藤氏が一番恐れているのは、地方で進む限界集落に数百万人の中国人が
どっと入ってくることです。
(中国の経済成長が止まれば)

本当ならテレビでもっと報道してほしいテーマがいっぱいの本です。



「竹中先生、これからの世界経済について本音を話していいですか?」
第1章 参照

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000088998.html
2025年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について
【厚生労働省】

posted by さっとん at 22:45| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

topic01 日本の経済の現状を分析する  「通貨と為替」がわかる特別講義  伊藤 元重 著

「労働分配率」とは、付加価値(売上高−仕入れ)に占める人件費の
割合を言います。

「国内総生産(GDP)」は、国内で生み出した付加価値の合計です。
すなわち、財、モノ、サービスの合計額のことです。

「国内総生産(GDP)」を金額ベースで表したものを「名目GDP」と言い
ます。

2007年8月 アメリカでサブプライムローン問題が発覚しました。
フランス最大手の銀行であるBNBバリバの傘下にある投資会社が破綻。
(バリバショック)
その後、アメリカの投資銀行リーマンブラザーズが破綻して、実態経
済が悪化し、世界同時不況で経済が冷え込みました。

2007年の日本の名目GDPは、513兆円。
2009年は、473.9兆円と約40兆円減少しました。
ところが、労働分配率は急上昇しました。
さて、どうしてでしょう?



※国民純生産(NNP)

☆純生産の考え方

ある企業の利益を計算するには、まず、総売上額から原材料
費・半製品など、他者から買った中間生産物の代金を差し引く
必要があります。
さらに費用にはもう一つ大事なものがあります。
それは、工場の建物や機械などの設備にかかった費用で、減価
償却費
または固定資本減耗といいます。

この減価償却費を差し引くことによって、生産に要した費用
は全部除かれ、残りが正味の生産額、つまり純生産となります。
これは、いろいろな費用をかけてこれだけの価値を生み出した
という意味で、付加価値と言われます。
(シグマベスト 政治経済 P184)



不況の波によって企業が稼ぎ出す付加価値の合計が減少した
一方で、給与はすぐに減らせないため、分配率は急上昇してし
まいました。ふらふら
posted by さっとん at 22:30| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月27日

今こそ必要な小泉型改革 (11/27 日経 大機小機)

 本日の日経新聞の“小機大機”に「今こそ必要な小泉型改革」
との記事がありました。

・小泉内閣が格差を助長した。
・不安定な非正規労働者が増え、景気後退期に「派遣切り」など
 の現象を生むことになった。
・社会保障や福祉を軽視していた。
・冷淡な市場原理主義者だ。

さまざまな誤解、曲解により批判され続けてきましたが、
今こそ小泉型改革が必要とのことです。

 今の日本の最大の課題は、「財政再建」と「成長」です。
財務省は「財政再建」を、安部政権は「経済成長」に重きを
置いてます。

現在、銀行からお金を借りやすくする「金融緩和」や、税金
を投入したり、公的機関を活用した産業活性化の政策が進め
られてます。

 今後財政を安定させるために、「消費税増税」や「予算カ
ット」「規制緩和」を進めていかなければなりません。

小泉内閣では、公共事業など聖域に踏み込み、歳出削減を
実現させました。

大きな政府に歯止めをかければ財政の健全化と成長を実現で
きるのではと問うてます。

参考)
小泉構造改革3つの誤解
日本経済の運命を左右する「世紀の誤解」
小峰 隆夫

日本の借金時計

posted by さっとん at 17:17| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月15日

欧州とユーロはなぜ危機に陥ったのか?  

ヨーロッパの地域を統合してヒト、モノ、カネの行き来を活発
にしようとの目的で共通通貨ユーロが導入されたのが1999年でし
た。

導入後10年間はうまく機能していたように見えましたが、2008年
のギリシャの財政危機でユーロの問題点、弱点が露呈します。

ノーベル賞を受賞した経済学者のハイエクは、政府(欧州中央銀行)に
貨幣発行権を認めると独占の弊害が出ると「貨幣発行自由化論」
(Denationalisation of Money)で述べてます。

ドイツのマルク、フランスのフラン、イタリアのリアなど各国通貨は、
混乱や問題が生じた時も微調整をしながら何百年も続いてきたもので
す。

ハイエクは、歴史的に維持してきた各国の通貨を競争させ、人々が好
ましい通貨を国境を越えて利用できるようすべきと主張しています。

ユーロの統一により、ヒト、モノ、カネが労働生産性の高いドイツ
に集中します。
当然にドイツ人の労働者の賃金は高くなります。

競争力のないギリシャ、ポルトガルでは、企業、人材、資金が流出し、
賃金を引き下げなければユーロの整合性が保てなくなるのですが、賃
金には、「下方硬直性」があるため実質為替レートの調整ができにく
いことから混乱が生じていきます。

「英国銀行を負かした男」ヘッジ・ファンドのジョージ・ソロスは、
1970年代から続いているヨーロッパ通貨の固定相場制にポンド(イギリ
ス通貨)を売り浴びせ、大もうけをします。

景気の悪かったイギリスは、ポンド安で経済が復活したそうです。わーい(嬉しい顔)

(「通貨と為替」がわかる特別講義  伊藤 元重 著 P55〜71 参照)

posted by さっとん at 18:47| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月09日

北朝鮮はなぜ経済的に崩壊しないのか  北朝鮮と日本人  アントニオ猪木 辺 真一 著  角川oneテーマ21

 干ばつ、水害、冷害、農産物被害、電力不足、インフレ、食料不足
と日本の報道を見ると、北朝鮮はいつ崩壊してもおかしくないように
思えてきます。

 しかし、フリージャーナリストの辺 真一(ぴょん じんいる)氏に言
わせると、戦後から貧しい状態が続いているため感覚が麻痺しており、
国民は非常に忍耐強くなっているようです。

 28回も訪朝しているアントニオ猪木議員によれば、ロシアなど外国
の投資が入り、住宅はどんどん新しくなっており崩壊するはずがない
と述べてます。

105階建ての柳京(リュギョン)ホテルなども現在建設中です。

 敗戦後、日本はアメリカの下請けであったように、その後90年代に
台湾・韓国、2000年代に入り中国⇒ベトナム・カンボジアそして今非
常に注目されているミャンマーと移ります。

労働賃金の安いところにシフトしていくためミャンマーの次に北朝鮮が
来るようです。

 日本ではこれから人口減少による厳しい労働力不足の時代に入ります。
収穫期の時だけみかんをもいでもらうような短期労働者の受入れも、目
標を設定して実施していくべきではないか?
労働力を輸出したい北朝鮮の思惑と一致できれば、拉致問題の落としど
ころが自然と出てくるだろうとのことです。

(北朝鮮と日本人  金正恩体制とどう向き合うかP91〜114 第5章
北朝鮮はなぜ崩壊しないか 参照)

北朝鮮と日本人1.jpg


北朝鮮と日本人2.jpg
posted by さっとん at 18:37| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月29日

GDP(国内総生産) 数字で語る習慣をつける!

日経新聞 GDP 国民総生産140929.jpg

 Gross Domestic Product(国民総生産)は、日本の経済の
規模を知る上で最も重要な数字です。

GDP(国内総生産)とは、ある一定期間(1年間)に生み出された付
加価値の総額を言います。

付加価値とは、日本の国内で最終的に作り出された財(モノ)と
サービスの合計です。
付加価値のかなりの部分を“人件費”が占めるため、GDPが伸びな
いと給料は上がりません。


日経新聞2014年9月29日の17面 景気指標を見てみると、今年
4月から6月の名目GDPが486兆8千億(前年0.7%減)、実質GDP
が525兆3千億(前年7.1%減)と前年割れです。

「名目GDP」とは、その時の市場価格で評価(物価の変動を反映)。

「実質GDP」とは、基準日での価格で評価。

インフレの場合は、「名目GDP」の方が「実質GDP」よりも多く、
デフレの場合は、「名目GDP」の方が「実質GDP」より少なくなり
ます。

 
 「考えたけど、何もおもいつかない」と言う人がいる。
炬燵(コタツ)に入ってぼんやり思い浮かべる、というのが「考え
る」という意味だと思っているようだ。
まず、考えるためには、情報を手に入れ、いろいろ調べてみる必
要があるだろう。
具体的にたくさんの数字を知らなければならない。
そういったものを分析し、比較し、そこから判断する。
これが「考える」という意味だ。
(常識にとらわれない100の講義P203 森博嗣 もりひろし)

 会社の会議でも数字で発表しないと上司の機嫌が悪くなる経験を
された方は僕だけではないはずです。もうやだ〜(悲しい顔)

個人もエクセルをもっと活用して数字で説得力のあることを語れる
よう心がけたいものです。
(ハニカム式 日経新聞ワークブック 小宮一慶 著 参考)

posted by さっとん at 17:02| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
blogram投票ボタン
検索
 
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。