2009年12月09日

グラン・トリノ

 月曜日(7日)に鵜方の棲鳳寺(せいほうじ)で「ダキニ尊大祭の御祈祷会」があり、僕は午後4時過ぎに行ってきました。

そこで「平成22年度曹洞宗宝歴」と「棲鳳寺だより」をいただきました。

「棲鳳寺だより」の住職より、近年都市部においては「直葬(ちょくそう)という葬送形態が増えてきて、通夜や葬式も行わなず、火葬と納骨だけで済ませることが増加してきているのだそうです。

しかし、この形態では、この後も故人を「仏」として供養することができないので、様々な支障が生じてきます。

愛する人の死というのは、突然訪れるので、「迷い」「惑う(まどう)」ことは当然ですが、そこで故人にあらためて感謝し、「死」というものと向い合う機会を大事にしてほしいとのことが書かれてました。




 クイント・イーストウッド主演、監督の“グラン・トリノ”をみて、普段の生活でも「迷い」「惑う」ことが多い自分に多くの教訓をもらえたような作品でした。

78歳で頑固なおじいさんであるウォルト(クイント・イーストウッド)は、二人の息子夫婦ともしっくりいかず、苦虫をつぶしたような毎日を送ってます。

朝鮮戦争で13人も人を殺したことが今でも頭から離れず、人とのコミュニケーションを拒絶します。

亡くなった奥さんの遺言で、「教会で懺悔(ざんげ)するように」とのことで牧師から勧められますが断固拒否します。

隣に引っ越してきた東洋人の家族を差別しながらも、車を盗んだタオとの交流の中でお互いを認め合い、「男とはどうあるべきか」「仕事の厳しさ」などを諭していきます。

 タオにたかる不良グループに対抗したウォルトがうらみを買い、タオたち家族の平穏な生活を取り戻すために不良グループに一人で向います。

笑えるところはあまりありませんが、考えさせられる作品だと思います。


 http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/#/top
 (グラン・トリノ)
posted by さっとん at 22:56| Comment(0) | 映画(ドラマなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

イエスマン “イエス”は人生のパスワード


 仕事にも恋にも情熱が持てず、人とのつきあいもよくないカーリー。

親友の婚約パーティーの出席も行かず、ますます周囲から孤立していきます。

みんなから疎外されていく夢をみたカーリーは、以前に勧められていた自己啓発セミナーに参加することになります。

 そこでは、あらゆることに「イエス」と答えるように実践することを教え込まれます。

 その教えを忠実に実践していくことで、仕事も順調、きれいな恋人もでき、自分が以前習いたかった韓国語、バンジージャンプ、旅行などどんどんと挑戦していきます。

銀行の融資では、困っている事業者にどんどん貸し出すことで社長にも評価され、取締役の仕事を任せられます。

人生に絶望している男がビルから飛び降りようとしているのをまっさきに助けにいきます。

 どんどんと評価をあげていくのですが、突飛な行動によって大変な事件に巻き込まれていきます。

一つの教えに狂信してしまうことのプラス面とマイナス面をコメディータッチですが、絶妙に表現しています。


イエスマン “イエス”は人生のパスポート
   http://wwws.warnerbros.co.jp/yesman/main_site/

posted by さっとん at 18:15| Comment(0) | 映画(ドラマなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

再会の街で ☆☆☆

 水戸黄門(ビデオ屋)は日曜日が1本100円になるため、紺ののれんの向こう側のアダルトコーナーの約半分以上はカラになってました。

さすがに熟練者たちが多いせいか、残りものに福はありません。

以前は一人で20本以上借りる人もいたためか(僕ではありません)、10本までの制限となりました。


 新作もほとんど貸出中となり、少ない中から選んだのが「再開の街で」です。


 歯科医をして、幸せな家庭を築いているアランが仕事の帰り道にクラスメイトのチャーリーと偶然出会います。

自分のことを覚えてないと心を閉ざしているチャーリー。

彼は911の世界貿易センターへのアルカイダによるテロ攻撃により、妻とかわいい娘3人をいっぺんに失ってしまったのでした。

 何とか立ち直らせようとするアランもチャーリーと接しているうちに、自分の心の空虚さにも気づきます。

世間的には幸せそうに見えるアランも妻とのコミュニケーションがうまくとれず、自分が本当の自分を生きてないことに苦しみます。

チャーリーといると本当の自分を取り戻せるような感覚を覚えます。



若くて美しいセラピストがチャーリーの閉じてしまった心を解放してあげようと話を聞きます。

セラピストはただ話を聞くだけで、チャーリーが話をしたくない時は、それで打ち切ります。

 先週、行きつけの喫茶店でマスター(僕のセラピスト?)が、
「ナカジマ君、年とって仮面夫婦しとるぐらいみじめなことはないで」と言われたので、

「まだ相手がいるだけ幸せやないですか?」と逆に質問すると

「相手が嫌いなのはどうしようもないわ、人間自分をだましとおせえへんもんやに」と人間観察に洞察の深いマスターが話されました。

 この映画(チャーリー)を見ていると、人は一人では本当に弱く無力なのだなあとあらためて思い知らされました。


再会の街で  
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/reignoverme/site.html
 

posted by さっとん at 18:20| Comment(0) | 映画(ドラマなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

ヒトラーの贋札(にせさつ) ☆☆☆☆

 水戸黄門(ビデオ屋)で、アカデミー賞外国語賞を受賞とビデオのラベルに貼られていたのでさっそく借りてみました。

 第二次世界大戦(1939〜45)のナチスドイツが画策したベルンヘルト作戦の話です。

贋札を作ることでイギリスの経済を麻痺させようというとんでもない国家的犯罪です。

そしてそれを強制収容所に入れられていた贋札作り犯のソロヴィッチや印刷技術師たちによって完成させていきます。

ドイツ紙幣のポンドは精密にでき、イギリスの銀行もだまされます。

 もし贋札がばれたらソロヴィッチや作業員は全員強制収容所に戻されることになってたので胸をなでおろします。

 次にドルの贋札を作るように指令がでます。

しかし、それを完成させることはユダヤ人や同胞を苦しめることになるため命がけでサポタージュ(なまける)することで完成を遅らせようとします。

 
 仲間の一人がクーデターを企(くわだ)てようとしますが、ソロヴィッチは、「今日の銃殺より明日のガス室でいい」と生き抜くことがナチスへの抵抗になると断ります。

結核が理由で20歳の青年は射殺されます。


ナチスドイツのユダヤ人に対する迫害のすざましさ、非人道的な扱いがどのようなものであったかがうかがえます。

 決して楽しい映画ではありませんが、70年前の悲劇の歴史の教訓を忘れずに平凡な一日がなんとありがたいことかを思い知らされました。


ヒトラーの贋札
http://www.nise-satsu.com/

posted by さっとん at 21:59| Comment(0) | 映画(ドラマなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

春のワルツ  ☆☆☆☆☆

 冬のソナタのユン・ソクホ監督の四季シリーズ最終章です。

イーストポイント(喫茶店)のさっこちゃんの紹介で、2週間前から見始めたのですが、20話あっというまに観れました。

 博打ずきなお父さんがウニョン(女の子)の手術代を持ち逃げしたために自分の名前を変えて生きなければならなかったピアニストのチャハ。

偶然の出会いを監督は、「愛していればいつかめぐり会える」という希望を子供時代のかくれんぼで表現しています。

 人は自分の心の傷を基準にして考えがちですが、愛があれば傷とやさしく向かい合うことができる。

愛は許すことをテーマにしたドラマです。

春は和解、再出発のイメージということで、菜の花畑の黄色と麦畑の緑など色彩がとてもきれいで風景を見ているだけでもほっとした暖かさを感じる映像です。

 交通事故、病気、貧乏な幼少時代、男女の三角関係、携帯電話でのやりとりが多いなど水戸黄門同様パターン化されてますが、それでも冬ソナ同様楽しめると思います。

flower(フラワー)という曲もドラマにぴったりはまってます。
未来に希望を持とうというユン・ソクホ監督のメッセージを感じさせる甘く切ないドラマです。


http://www3.nhk.or.jp/kaigai/waltz/index.html 春のワルツ
posted by さっとん at 16:42| Comment(0) | 映画(ドラマなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

「最高の人生の見つけ方」  ☆☆★

昨日から急にインターネットがつながらなくなってしまいました。
ADSLモデムのPPPランプひらめきが点滅するので、プロバイダーとの接続がうまくいってないと
思い事情を説明して再設定をしてみましたがうまくいきません。

結局、先月分の料金未納になってたために止められたことがわかりました。
物事というのは「自分は問題ない」という前提で解決を図ろうとするところに問題があるようです。


昨晩は、水戸黄門(ビデオ屋)で借りたジャック・ニコルソンの「最高の人生の見つけ方」というビデオを観てました。

 車の修理工をしているカーター(モーガン・フリーマン)と病院などを経営している大富豪のエドワード(ジャック・ニコルソン)は、同じ病室でガンで余命6ヶ月から1年と宣告されます。

エドワードは、「見舞客や家族からの悲しみ、同情に窒息しながら死にたいか?」とただします。

カーターが作っていた『やりたいことのリスト』を見て、それを残りの短い人生ですべて実現させようと
いうプロジェクトが始まります。

 ・スカイダイビング
 ・カーレース
 ・エジプト、上海の旅行
 ・死ぬほど笑う
 ・見ず知らずの人に親切にする
 ・世界一の美女にキスをする

 裕福ではないが家族3人の優秀な子供に囲まれて幸せななカーター。
有り余るほどの金はあるが、結婚に破れて子供とも疎遠なエドワード。

 カーターの最期に「人生を楽しめ!」と「娘に会ってみよ」という言葉に勇気をもらったエドワードは
娘の子供(世界一の美女)にキスをして和解します。

その後5ヶ月後にエドワードも後を追うようにこの世を去ります。

 「ガン」「死」「人生」という重いキーワードが並びますが、全く悲壮感がないところがこの映画のよいところだと思えました。
 
posted by さっとん at 13:18| Comment(0) | 映画(ドラマなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月23日

恋愛小説家  ☆

 ベストセラー作家だが潔癖症で人と交流することを好まず、20歳以上も年下のお気に入りの女性(キャロル)が勤めるレストランで嫌われることを言う男(メルビン)をジャック・ニコルソンが演じてます。

キャロルの子供は難病であることを知ったメルビンは、彼女に医者と治療費を援助します。

そのお礼に旅行に誘うのですが、旅先のバーでもつまらない言葉で彼女を怒らせてしまいます。

最後は自分の欠点(精神薬?を飲んでないことなど)などをすべて話すうちに彼女(キャロル)の心は少しずつメルビンに傾いていきます。


 ジャック・ニコルソンは僕が20代の初め頃、シャーリー・マクレーンとの「愛と追憶の日々」での宇宙飛行士役がとてもよかったので期待してたのですが、今回は今一ストーリーに入り込めませんでした。
 ただ20年前に見たジャック・ニコルソンが昔とそれほど変わってないのは驚きです。

恋愛しない男は早く老けるそうなので、いつまでもときめく気持は持っていきたいものです。

posted by さっとん at 23:32| Comment(2) | 映画(ドラマなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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