2016年06月09日

「コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルよりうまいのか   川島良彰 著」

第1章 コンビニと高級ホテル、コーヒーの価格の差はなぜ生まれるのか

著者は1956年、静岡県のコーヒー卸売業の家に生まれる生まれます。
高校を卒業後エルサルバドルの大学に、留学し、コーヒーの研究を続けます。
最初に、日本とアメリカのコーヒーの変遷についてその歴史をたどります。
日本では1950年コーヒーの輸入が再開されます。(自由化は60年代から)


基本的にコーヒーは、“フルーツ”であると言う認識が一般的に知られてい
ません。
水や温度湿度、生豆の平日に大きく左右されます。

品質の悪い生豆は、どんな焙煎、抽出技術をもってしても、それ以上にはなり
ません。 (P20)

しぶみや苦みの原因は未成熟な豆のためです。
それが原因でコーヒー嫌いになってる人が多いのは残念なことだと述べてます。

著者に言わせると、コンビニのコーヒーは、うまくはないが100円以上の価値が
あると言われてます。

一般にコーヒーは、喫茶店では400円位、高級ホテルであると千円近くの料金に
なります。

食材には非常にこだわるシェフが、コーヒー関しては利益率を上げる商材との捉
え方が長年されてました。
まとめて入れればおいしいコーヒーが提供できるはずがありません。

一杯ずつ淹れるコンビニコーヒーの普及により、一般の人がコーヒーの味に敏感
になってます。
なぜ高級ホテルでは、本当においしいコーヒーを提供することができなかったのか?
その理由は本書を読んでください。
「そういうことだったのか」と思うこと間違いありません。


コーヒー豆は国際商品であり、天候次第により大きく変動するものであり、100円を
維持すると言うのはコンビニ各社においても大変なリスクを伴うことがわかります。

この本を読んでいると、本当においしいコーヒーを飲みに行きたくなります。


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2016年06月08日

2.ジャズ誕生への道のり ジャズの歴史  相倉久人 著

「ジャズ」はアメリカ南部ニューオリオンズの黒人たちの手で形を整えていきました。
そのきっかけを作ったのは、ヨーロッパから移民したアメリカ人とアフリカから奴隷とし
て連れてこられた黒人との融合によるところが大きいのです。

プランテーションの農場の労働力としてきつい仕事をさせられていた黒人たち。

当時のアメリカ人で、黒人たちの文化や音楽などに興味のある者はほとんどいませんで
した。

おしひしがれた奴隷生活の抑圧と哀しみをギターやバンジョーの弾き語りで歌う「ブルー
ズ」。(P23)

18世紀産業革命(イギリス)
1776年 アメリカ独立宣言

1861年 南北戦争→リンカーン奴隷解放宣言

19世紀中頃に「ブルーズ」は、アメリカ全土に広がって行きます。
(クレオール文化)

17世紀初めから始まった奴隷貿易ですが、250年の時を経て黒人音楽の
3つの柱がここでそろいます。

・ブルーズ
・ラグタイム(スコットジョプリン 映画スティング エンターテイ
ナーが有名)
・ジャズ

Ragtime Piano : SCOTT JOPLIN . " The Entertainer " (1902)

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2016年06月01日

ジャズの歴史 相倉久人 著 1.ジャズってなんだ

ジャズと言うのは人それぞれに聴かれ方が違います。

喫茶店で流れるモダンジャズ、憩いのジャズ、語りかけるジャズ、聞かれる場所や場面によって全く違う姿形を現します。

僕自身はほとんどジャズを聴く事はありませんが、行きつけの喫茶店でかかっている曲に心が癒されることがあります。

例えばジャズでよく使われる『スウィング』とはどういうことなのかと質問されても明確に答えるのは難しいものです。

ジャズは19世紀終わりにニューオリンズなどアメリカ南部の都市を舞台に、そこに暮らす黒人たちの手で徐々に形を整えていったのだそうです。

奴隷貿易でアメリカに送られたアフリカ人の数は数千万人に達したと言われています。

人身売買が当然のように行わていた当時のアメリカで、アフリカ人の文化や音楽が尊重されることは少なかったようです。

プランテーション農場の苦しく辛い仕事をする中で、アフリカの黒人たちの独自の音楽は少しずつ変化、進化していったようです。

その一つが『ブルーズ』と呼ばれます。

ジャズピアニストの山下洋輔、サックス奏者の菊地成孔(なるよし)が推薦するだけあって、読んでると時間を忘れそうになってしまいます。

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posted by さっとん at 23:03| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月31日

音声入力でブログを書く。

今日の日経新聞に10年ぶりにミキモト真珠値上げの記事がありました。

中国人観光客の真珠人気によって価格が高騰しているそうです。
高品質な日本真珠は非常に人気が高く、ミキモトは10年ぶりに真珠ネックレスを値上げします。

今日のブログはsiriを使ってます。

野村悠紀雄 著「人工知能が助けてくれる話すだけで書ける究極の文章法」に触発され、音声入力をしています。

キーボード入力よりも楽で、自分が喋ることに対して、半年前より正確性が高まっているように思ってました。

Yahoo!などの検索も最近はsiriで調べることが多いです。

本書でもスマホの音声入力の性能はここ半年、1年で急速に高まっていると書かれてます。

仕事が変わる、文章が上手くなる。
仕事のスタイルが変わる。
技術革新の成果、究極の文章術。

人工知能がすごい勢いで僕らの生活や仕事に影響与えてくるのだと実感します。

posted by さっとん at 23:09| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月08日

世の中の「隠れニーズ」を探せ!

また3日ブログをさぼってしまいました。
まだまだ「書くことが」自分のものになり得てないのを実感します。

“仕事のスピード・質が劇的にあがる すごいメモ 小西利行 著”
を読んでました。
著者は、サントリー「ザ・プレミアムモルツ」「伊右衛門」、トヨタ、
ロート製薬などCM制作から商品開発まで手がけた方です。

・メモに日付を書く。
・未来の自分に伝える。
・記憶に頼らない。
・メモに吹き出し、記号、矢印をつける。
・メモを整理する。(まとメモ)
・簡単なマンガを書く。
・メモは同じものを使う。

自分は頭が堅くてクリエイティブにはほど遠いと感じてる方ほど、
メモの効用は高いかも。

世の中の「隠れニーズ」も毎日のメモが見つけ出してくれるはずで
す。
さあメモろう!(^_^)
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posted by さっとん at 22:42| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月30日

「いらっしゃいませ、こんにちは」

昨日と今日が連休であったので作田書店で購入した「コンビニ店長の残酷
日記  三宮貞雄 著」を読んでました。

著者は約6年ほど前、大手企業の早期退職制度を利用してコンビニ店の経営者
に転身します。

現在コンビニでは食料品や日用品だけでなく、宅配便、納税、公共料金、映
画、コンサート等のチケットの販売等、さまざまなサービスを展開していま
す。

すき家などのファーストフード、コンビニ、居酒屋など「人間の本性」が
現れる場です。
著者は「一昔前と現代とでは日本人は明らかに変わってきている。確実にお
かしくなっている」と捉えてます。

売上の悪い店では店長が12時間働くこともめずらしくないそうです。
そのうえ立ち読みをする客、何も買わずにトイレを使う客、内引きするアル
バイト、レジが忙しい時にコピー機やお金の送信方法などを尋ねてくる客など、
現場の苦労は想像以上であることがわかりました。

コンビニの最も重要な仕事は2日先を読む発注作業なのだそうです。

恵方巻きのキャンペーンなどでも自爆(店長や従業員にノルマを与え、未達
成のものを購入してもらう)の店もあるなど、苦労をされてる店が多いとの
ことです。


本部は圧倒的に強い立場であるため、ドンキホーテの売値の方が本部からの
仕入値より安くとも本部を通してしか商品を入荷できません。
本部から月2回ほど派遣されるスーパーバイザーは、「商品をもっと仕入れ
てお客さんに選んでもらえるようにしなさい」とアドバイスをする方もいま
す。

スーパーバイザーは何のリスクもありませんが、売れ残りはすべて店側が
リスクを負うため慎重にならざるを得ません。

日本ではまだ食べられる食品が、年間800万トン捨てられてます。
(世界全体の食料援助の量 400万トン)
異常こそ正常の世界に僕らは生きてるのかもしれません。
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When do you want me to come here again?
posted by さっとん at 19:04| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月26日

認知症をつくっているのは誰なのか 村瀬孝生・東田勉 著

今日は第1章 介護保険制度と言葉狩りが認知症をつくっている  を読んでました。

著者の東田さんは介護ライターで、介護現場を取材する中で、介護の問題は認知症の問題、突き詰めれば「薬害」の問題であると指摘されてます。

1999年 アルツハイマー型認知症薬「アリセプト」発売

2000年4月1日 介護保険制度始まる
(介護の社会化)

2004年「認知症」という病名が厚労省によって作られる

現在お年寄りの7人に一人が認知症になっていて、それが10年後5人に一人に増えると厚労省が統計を出してます。

村瀬さんは介護の世界に30年近く携わり、「宅老所よりあい」の所長を務められてます。

「認知症」と呼ばれる前は、「痴呆症
」「ぼけ」と呼ばれてました。

昔の介護現場は今よりもおおらかだったそうです。

色ボケ、遊びボケ、欲ボケと何かに取り憑かれたように熱中している状態の方を指しますが、人間的な変容の領域にとどまってた部分もありました。

「あんた少しボケてきたね」で済んでいたのが、「認知症」により、すべて病気になりました。

「認知」があることも、介護保険制度で要介護度をあげる重要なファクターであるとともに、病人を多く作り上げる原因になります。

日本では、年をとると誰もが脳に作用する薬を処方されるようになりました。

うつ病の薬が出来て、うつ病の患者数が飛躍的に増えた現象が、「認知症」にもおこっていると指摘されてます。

著書では、認知症を正しく知ること、薬物療法に頼らなくても済む介護を実践している村瀬さんの「認知症を病気にしない暮らしがある」ことを気づかされます。





posted by さっとん at 22:44| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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