2021年01月22日

「やればできる」と言うな!

 介護施設に遅番で出勤してまずすることは、予定や連絡事項、昨日の利用者様の様子が書かれた「申し送り」を読むことから始まります。僕の部署(多床室)では30人もいるので、きちんと読もうとすると20分ほどかかります。今日は、多床室の“ひやりはっと”や“事故報告書”の提出がユニットと比べて非常に少ないということが問題になってました。“ひやりはっと”とは、仕事中に起こる「ヒヤリ」「ハッとした」危険な出来事のことを指します。また“事故報告書”では、「車いすやベッドからの転倒転落」、「クスリの間違い」、「食形態の違う食事を提供してしまった」など、重大な問題を起こしてしまった時に他の業務よりも優先して書かなければなりません。介護職だけでなくどんな仕事でもいい報告書を書ける方は、いい仕事ができるはずです。

(花王プロフェッショナル 業務改善ナビ 介護施設)

☆☆事故報告書を書く理由☆☆

1.防げる事故を防止するため
2.ケアの質を上げるため
3.もしもの時に介護職を守るため
4.家族とのトラブルを防ぐため



 職員の人数も少なく、問題のある数人の利用者様の対応で追われる中、報告書を作っていくのはかなりきつい業務となります。介護職の事務量は半端なく多いです。利用者の日中の様子を書く「ケース」、30人分のバイタル(体温・血圧・脈拍・SPO2)を入力、朝昼晩の食事量(主食、副食)・おやつ・水分量トータルは毎日必須です。職員が不足しているので見守りも兼ねてしていかなければなりません。

 今朝の「申し送り」で、障害者枠で雇用されている40代の女性(発達障害)が体調不良で休みとなってました。1年ほど前、僕のいる多床室で洗濯、コップ洗いなどをしてくれてましたが、人員の都合でユニットに移動となりました。一昨日昼休みに会議室でご飯をたべてる時にたまたま会ったのですが、「仕事が遅いと言われて悩んでます。さっとんさんはきちんと指導してくれたけど、こちらはいないんで辛いです」とこぼしていたのを思い出しました。

明日は出勤してくれるといいのですが、「やってもできない」ことがあることを周囲もわかってやってほしいものです。障害がある中、この仕事をしてるのは本当はすごいことなのです。

Gary RossによるPixabayからの画像

posted by さっとん at 21:52| 三重 ☀| Comment(0) | 福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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