厳しい寒さのこの時期、僕がふとんを敷き始めるとチャンピー(猫)がさりげなくやってきます。
外で寝ている猫がいることなど知る由もなさそうに布団に入ってきます。
昨日の午後3時過ぎに毛布を4枚洗うためにコインランドリーに行きました。
洗濯機が回っている間、「志摩半島殺人事件」を読んでると、「さっちゃん、さっちゃん」とガスの集金に来る70歳過ぎのおじいさんが手を振って近ずいてきました。
「さっちゃん、最近はどうぞ?」尋ねられたので、「なかなかたいへんな日々を送ってます」と答えました。
「そりゃ介護はのう、大変やわ。わしの父親は意識がなくなって半日でなくなってのう。 そりゃ家族はありがたいわさ。そやからわしも家族には、胃ろうとか管さしてするのはわしは絶対やめてくれ言うとんさ」
「医療が発達して、なかなか簡単に死なせてくれん時代になってきました」と話すと、「70歳すぎるとの、わしみたいにピンピンしとるもんと、腰曲がってヨロヨロしとるのに分かれてくるわ」と歩くのが不自由な年寄りのゼスチャーをされました。
「やっぱりの、さっちゃん、この歳でも仕事があるというのは本当にありがたいに。わしはここの仕事が楽しいてしょうがないんさ」とうれしそうに話します。
15分ほど話をして、他のコインランドリーの営繕に行かれました。