2015年03月16日

topic01 日本の経済の現状を分析する  「通貨と為替」がわかる特別講義  伊藤 元重 著

「労働分配率」とは、付加価値(売上高−仕入れ)に占める人件費の
割合を言います。

「国内総生産(GDP)」は、国内で生み出した付加価値の合計です。
すなわち、財、モノ、サービスの合計額のことです。

「国内総生産(GDP)」を金額ベースで表したものを「名目GDP」と言い
ます。

2007年8月 アメリカでサブプライムローン問題が発覚しました。
フランス最大手の銀行であるBNBバリバの傘下にある投資会社が破綻。
(バリバショック)
その後、アメリカの投資銀行リーマンブラザーズが破綻して、実態経
済が悪化し、世界同時不況で経済が冷え込みました。

2007年の日本の名目GDPは、513兆円。
2009年は、473.9兆円と約40兆円減少しました。
ところが、労働分配率は急上昇しました。
さて、どうしてでしょう?



※国民純生産(NNP)

☆純生産の考え方

ある企業の利益を計算するには、まず、総売上額から原材料
費・半製品など、他者から買った中間生産物の代金を差し引く
必要があります。
さらに費用にはもう一つ大事なものがあります。
それは、工場の建物や機械などの設備にかかった費用で、減価
償却費
または固定資本減耗といいます。

この減価償却費を差し引くことによって、生産に要した費用
は全部除かれ、残りが正味の生産額、つまり純生産となります。
これは、いろいろな費用をかけてこれだけの価値を生み出した
という意味で、付加価値と言われます。
(シグマベスト 政治経済 P184)



不況の波によって企業が稼ぎ出す付加価値の合計が減少した
一方で、給与はすぐに減らせないため、分配率は急上昇してし
まいました。ふらふら
posted by さっとん at 22:30| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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