2015年03月11日

自分で作るセーフティーネット  生存戦略としてのIT入門  佐々木 俊尚 著

 今の日本はバブルの頃とは全く違います。
古い価値観がどんどん壊れて格差が広がり、将来の不安をかかえてい
る人がいっぱいいる。

 経済、情報などのグローバル化で「理の世界」が大量に流れ込み、
昔の日本にあった「情の世界」が置き去りにされてないかを問題提起
されてます。

 いわいる“ムラ社会”は江戸時代に成立し、昭和初期には人間関係を
固定化し、内と外で区別し、相互監視を強化していきました。


 有名な社会心理学者 山岸俊男によれば“日本人は和を重んじる”と
いうのはウソで、集団主義社会(ムラ社会)は、安心を生むが、信頼を
破壊すると喝破しています。

 太平洋戦争時、敵国日本を調べたアメリカ人学者のレース・ベネデ
ィクトは、「西洋は罪の文化、日本は恥の文化」とし、その特質を意
識した作戦を考えるよう本部に申告します。

 高度成長により共同体の役割は、「会社」「組合」などに移ってい
きます。

ところが今、会社のために黙々と働いても、残念ながら報われない時
代です。
ブラック企業、派遣社員、契約社員が増え、以前の会社という箱がな
くなり、苛烈で残酷になってます。

著者は、強すぎるきずなは「同調圧力」を生み出してしまう危険があ
り、ゆるいつながりを重視することが重要であると述べてます。

そのツールとしてフェイスブックやツイッターなどを活用することを
提案しています。

それらによってセーフティネットを再生させ、新しい「情の世界」を
構築することが、僕自身の生存戦略としても意味がありそうです。

posted by さっとん at 23:16| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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