よると、鳥羽市と広域連合による可燃ゴミ焼却場「やまだエコセンター」が
4月から稼動を始めるのですが、ゴミ3200トンの処理を伊賀市の民間業者に
委託することでもめているとのこと。
志摩市合併以前から進められてきたゴミ処理一元化のため、志摩町の志摩清
掃センターが稼動停止になることの撤回要求が出ているとの記事。
新しい処理場(やまだエコセンター)ができたことで、各地区の処分場は
閉鎖になります。
ゴミの基礎知識として、「ゴミ」は、『産業廃棄物』と『一般廃棄物』に
分けられます。
『一般廃棄物』は、「家庭用廃棄物」と「事業系廃棄物」に分けられます。
「事業系廃棄物」の処理は、“廃棄法11条”で“事業者はその廃棄物を自ら処
理しなければならない”と法律で定められています。
大口市長のフェイスブックで調べてみると、志摩町4800軒のうち平日持ち込
み1%未満、盆正月前後で7%であり、志摩清掃センターを稼動させるとなる
と、1億2千万円/年間かかるのだそうです。
「家庭用廃棄物」に関しては、志摩清掃センターが稼働しなくてもきちんと
行政が処理をしてくれるので心配無用とのことです。
まだまだ市民のゴミ分別は十分とはいいがたいところですが、「できると
ころから一歩ずつ」西川きよし師匠の言葉をかみしめて、ごみ問題にも関心
を持つことも市民の責務です。
高度成長時代の時のような無関心、人任せにしてては、立ち行かなくなって
いることに市民もそろそろ気づかなければなりません。
