2013年08月08日

デトロイト破綻の教訓 「縮小都市」再生のモデルに  矢作 弘(龍谷大学教授) 2013年8月7日 日経新聞「経済教室」

 2013年7月18日に1800億ドル(17兆円)の財政破綻を表明したデトロイト。
その遠因は、都市間競争の敗北です。

 街は空きビル・空家が散在し、広大な荒地には雑草が生い茂り、40%の
街路灯は故障中。
貧しい黒人比率が80%で富裕層が流出。
麻薬取引や売春の現場となっています。

「縮小都市」の定義は、
・人口減少に直面
・経済構造の変換を迫れている
・高密度人口都市


 社会には振れすぎた振り子を押し戻すバランス感覚が内臓されており、

・工場跡地倉庫に無名アーティストがスタジオを作り、新しいレーベルを
 作る。

・社会企業家によるホームレス用暖房着の縫製事業。

・空きビルを高級集合住宅に転換させてカフェ、美容院、スーパーなどが
 戻る。

・飲食店を顧客にした地産地消型農家(都市農業)が起こる。

など、民間財団が資金を供給して「空き」を活性化させています。

 矢作教授は、都市間の競争を緩和させ、連携の構図を検討し、持続可能
な合意形成を育てていくべきだと語ってます。


posted by さっとん at 14:34| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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