2013年07月23日

障害者の経済学  第1章 障害者問題がわかりにく理由  中島隆信 著  東洋経済

 多くの障害者の方の生活の現状について知りたくて読んでみました。
著者は慶応大学商学部の教授です。

 

 学習障害、注意欠陥他動性障害、さまざまな精神疾患など世の中には
生きにくさを感じながら生活している方が大勢います。

日本には740万人もの障害者の方がいるそうです。
ところが健常者が障害者と接する機会が極端に少ないため、街でみかけ
ることもめったにありません。

たとえば精神障害者の施設を建設する計画に対して、周辺住民の反対で
町外れの郊外や山の人里離れた所に隔離されたような状態になりがちで
す。

 著者の視点から見ると福祉・教育機関は向上心を失っているように見
えるようです。
弱者の手助け、正しい行いをしているとの思いから、一般の人が思考停
止状態に陥り口をはさみにくいこともひとつの理由です。

 しかし、これからは障害者も働ける人は働いてもらい能力を発揮でき
るようにしなければなりません。
そのためには画一的な評価システムに対し、社会との関連性や社会構造
がどのような人でも受入れ活用する社会に発想の転換が必要です。


 親、行政、医療機関、施設の利害関係や市場が機能しにくい法制度な
ど、もっとわかりやすく個性を引き出すものに変えていくことが課題で
す。

posted by さっとん at 23:08| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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