2013年07月22日

「知の逆転」 第1章 文明の崩壊  ジャレド・ダイアモンド 吉成 真由美 著  NHK出版新書

 古代における西洋の文明の発展は民族の能力が高いからではなく、農業を
可能にする動植物が存在したなどの「地の利」であることをピューリッツァー
賞を受賞したベストセーラー「銃・病原菌・鉄」で証明します。

一握りのリーダーたちの生活が特権化され、社会から隔離されて、彼らが
社会にとって不利益な決断をした時に国家が消滅することもあります。

紀元前164年にカルタゴは、ローマ帝国という強力な相手と戦争をすること
で亡びました。
 
 国家が亡びる原因として、

・環境に対する取り返しのつかない人為的な影響
・気候の変化
・近隣諸国との対立
・友好国からの疎遠
・環境問題に対する誤った対処

があげられています。

 日本の漁業に対する批判として、世界漁場における過剰捕獲国でありながら、
世界漁場安定化のリーダーシップを担っていないことをあげてます。

 
 現在は、「成長の限界」に来ており、テロや核の脅威を解消させるには、
国家間の格差を解消して消費の量を同じにしないかぎり貧しい人々の敵意は
なくなりません。

 また高齢者は働き続けるべきで、若い人が誤った道に進まないように、自
分の経験知や歴史をしっかり語れるようになっておくことを提案しています。

情報を得ることと考えることは別の脳作業であることを忘れず、今日のブロ
グを終えたいと思います。

posted by さっとん at 23:47| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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