2012年12月20日

幻のきんこ芋焼酎・志洲隼人誕生の物語

 今日で1000回目の投稿になります。犬

 本日(12/20)の賢島大学は、ステラ光年で有名な焼酎の伊勢萬(いせまん)
専務 中山育之さんの「幻のきんこ芋焼酎・志洲隼人(ししゅうはやと)誕生の
物語」でした。

 現在、志摩市商工会では全国展開事業の一環として、志摩でとれる特産物を
商品化して地域活性化の起爆剤にさせようと取り組んでます。
ところがこういった事業は、国から助成金をもらいサンプルを作って終わって
しまうことが多かったようです。

一年目はあおさを使った商品。
二年目は、真珠クリームや伊勢えびの皮を使った商品。
三年目の今年は、きんこ芋を使った焼酎として“志洲隼人”。

 三重県内には焼酎蔵が5ヶ所しかなく、地元には伊勢萬だけなので志摩市商工
会の方が何度も足を運び、熱意にほだされる形で地元企業と地元の人とのコラボ
が始まりました。

 ところが普通のいもはキロあたり200円、きんこ芋は2000円と10倍近い差が
ありました。
確かに干しいものひなたにあたった香ばしさがあるのですが、コストが大きな
ネックになってました。

中山さんら伊勢萬の方たちが実際にきんこいも農家に行った時に、ふかしたイモを
半分になるまで削り、中心部だけがきんこイモとして市場に出ることを知りました。

そこで、皮や切り落とした部分を干して使うことで、まろやかで熟成された減圧蒸留
の焼酎(志洲隼人レギュラー)が誕生しました。
今まで捨てていた部分が収益源に変わったのでした。

また、きんこイモをそのまま使った常圧蒸留の志洲隼人ゴールドは、本数限定で、
ワインのようにシリアルナンバーを打ってプレミアム感も演出しています。
(2011年ものとか2012年ものといったような)

 以前アメリカに在住していた中山さんは、現在は三重大学にも通い、
「志洲隼人はなぜおいしいのか?」「志洲隼人による志摩の農家の経済効果」
など学術的な面からも研究をされてます。

現在、伊勢萬の年商は約10億、東京営業所を閉鎖させ、利益・販売の見直しをし、
地元に愛される企業になることが長い目で見て大きなメリットがあると述べられて
ました。

来年は式年遷宮もあり、地域以外のお客さんに告知できるチャンスでもあります。
志洲隼人は、LLP(志洲隼人有限責任事業組合)を中心に、志摩の中で地産地消を
目指し、飲みたければ志摩に来てくださいというスタンスを取っていくようです。

 志摩市商工会の方の熱意がなければ、この付加価値の高い焼酎は生まれなかった
と何回もおっしゃられてました。

iseman.jpg

shisyuhayato.pdf
(志洲隼人 チラシ)

http://iseshima.keizai.biz/headline/1602/
志摩の海女たちのおやつ「きんこ」で作った芋焼酎「志州隼人」、販売開始
伊勢志摩経済新聞
 
posted by さっとん at 23:35| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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