広報志摩9月号の「8月のデータ」によると、志摩市の人口が56282人
と先月に比べて253人も増加しました。
今まで毎月50人ほど減っていたのに急に増えてたのが疑問でした。
原因は、「住民基本台帳法の一部を改正する法律」の施行(平成24年7月
9日)に伴い、外国住民が適用対象になったからです。
今までは外国人をカウントしていなかったことで実態とかけ離れた数字
を出していたことになります。
YOUTUBEで、リクルートで20年間雇用の現場を見てきた人材マネジメ
ントのスペシャリスト・海老原嗣生(えびはらつぐお)さんの「就活常
識のウソ」も実態と全く違う数字が常識としてまかり通っていることを
指摘して、本来扱わなければならない問題の解決策を提言しています。
厚生労働省の資料によれば、2010年の大学生の就職希望者は38万人で、
内定者は35万人弱ということで就職率は93.6%。
ところが卒業生の数は55万人なので実態を大きく乖離(かいり)していま
す。
海老原さんによればバブル崩壊の96年より求人は増えているのですが
大卒の数も1990年代は約40万人だったのが2010年は55万人と急増し、求
人が追いついてないのが原因のひとつと捕らえてます。
安定を求めて人気企業枠(1.8万人)に、東大、京大、旧帝大、早稲田、
慶応(約4.2万人)が集中してそれ以外の大学が入る余地がないようです。
すなわち人気企業に入るのは、ブランドの大学に入る以上に厳しいとの
こと。
またインターネットで、普通の大学からでも人気企業に応募できるよう
になったことが、不合格の山を作る原因となっていると指摘しています。
海老原さんの著書「仕事をしたつもり」とは以下の状態を指します。
・けっこう一生懸命仕事をしている。
・まわりもそれを認めていて、非難する人はいない。
・本人はその行為に全く疑問を持ってない。
・しかし、成果はほとんど出ていない。
挑発的なタイトルですが、書いていることは常識的なことで、中身の薄
い仕事に追われてることに気づき、本当にやらなければならないことは
何かをじっくり考えてみませんか? と提言しています。
参考)「ニュースの深層・就活常識のウソ」ゲスト・海老原嗣生
http://www.youtube.com/watch?v=z68qz8rDqbQ
2012年09月10日
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