2011年11月16日

三重大学文化フォーラム2011

  本日午後7時より、阿児アリーナベイホールにて、文化フォーラム2011が開催されました。

講師は三重大学大学院生物資源学研究科 福山 薫 氏と同大学院工学研究科/自然災害
対策室の川口 淳 氏でした。




 最初に川口さんの「巨大地震・大津波に備える〜過去の震災から学ぶこと〜」という題目で
市民がお上まかせにしていては自分の命は守れないことと地域のコミュニティーや連携が命
を守るために必須であることを再認識できました。

 もし、東海・東南海・南海地震が発生すると三重県の人口約185万人のうち約1687人が
死亡、76.6%にあたる142万人が罹災すると県の地域防災計画では予想されてます。




 95年1月の阪神淡路大震災では、それまで70年間大きな震災がなかったので、この地方は
危険度が低いと思われてました。


 しかし、学者や政治家はプレートが通っていて危険であることを認識してました。
ところが市民の安全だというバイアス(かたより)がかかり、消防や仮設住宅などのリスク
の見積もりを怠ったため準備が遅れ、二次的被害につながりました。

 福山氏は、「安全・安心なまちづくりを目指して」という題目でまず、地球科学や地学
を教えれる教員が絶対的に少ないことを指摘されてました。




震災、原発、タイの洪水を例に挙げ、プレートのぶつかるような場所に原発を作ったり、
洪水が起こるところに企業が工場を建てたりなど、本当の意味でのサイエンスを理解して
いない。


 災害の多い国なのに受験においても選択科目にしかなってないなど教育の不備も大き
いと指摘されてました。

教育が変わるのを待ってはいられないから我々が自主的に学ばなければなりません。
学者の立場から一人一人がどれだけ努力しても温暖化を止めることは無理です。
自然災害は必ず起こり、防ぐことはできません。



防災マップを市はなぜ作りたいのか?

本当に活用できる地図になってるか。
自分が住んでいる場所は50年前、100年前はどうっだったか。

市民と行政が連携、コミュニケーションを密にしていく必要があります。
志摩市は食料備蓄を持っているか?
持たないならその理由は何か? どうして必要か?

耐震化しないと大切な人や子供の命を守れないことなど

 もし災害が起こった場合に3日間の水と食料と言われてますが、志摩は半島なのでもっと
必要かもしれない。

またガソリンなど燃料不足は、東北沖地震よりも深刻になります。

地域にあるガソリンを有効に使う手立てなどを決めることも必要です。

 本当に地域の連携とお上だより、お上の責任だけにしない自立した市民になることが大
切なのだと思いました。


<講演要旨>
miedai1.pdf



posted by さっとん at 23:38| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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