2010年12月13日
志摩の旅館業に衝撃
今日は寒さはそれほどでもなかったですが、日中は雨が降り続いてました。
今、宿泊業を営んでいる人のほとんどに大変な問題が発生しています。
じゃらんを運営するリクルートが掲載宿泊施設に対し手数料2%を要求。
友人のホテル経営者によると、どんなに小さなホテルでも年間1千万円の売上があり、そこから新しい冷蔵庫やテレビ、内装、外装の塗り替えなどをねん出していかなければなりません。
リクルート側は、ポイントへの還元と言うことでメリットを強調していますが、恩恵を受ける施設は本当にごく少数と思われます。
旅館業界とのコミュニケーションもなく、売上も不況で右肩下がりの中、一方的に突きつけられれば誰でも反発は必至です。
そしてそれを報道する大手新聞社が産経しかないのもとても残念です。
リクルートはもともとは人間同士のコミニケーションで成り立っていた会社のはずです。
もしかしたら社内内部での意思のコミュニケーションがとられないまま発表したのではとも思われます。
個人においても自分とのコミニケーションをきちんと取らないと、他人とのコミニケーションを取るのは難しいように、リクルートは旅館業の現場の人たちと向き合って話をしないと、うわべだけの理論では当然反発されて当たり前です。
共存共栄など夢物語のようです。
弱肉強食リクルートのおごりを感じずにはいられません。
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