今日は一日雨模様でした。
月刊商工会の9月号にワークライフバランスコンサルタントの大塚万紀子さんの「ワーク・ライフバランス入門」には“残業”が組織にとっても大変悪い影響を与えることを指摘されてます。
遅くまで働く人が組織の中で増えると、彼らの仕事の進め方が一般的になります。
そうすると、健康、体力に自信がない、介護など時間に制約がある人は発言権がなくなったと感じ、肩身の狭い思いをすることにつながります。
また長時間働いてはいるが、さほど結果を出してない人が評価されてしまうことに理不尽さを感じモチベーションを低下させ、スキルノウハウを持ったまま退職・転職してしまう。
現実に10年後には団塊の世代ジュニアが介護による短時間勤務を選択しなければならなくなります。
問題解決の一つとして働き方と評価を変える必要を訴えてます。
1.労働時間を決める/守る
2.評価を時間あたりの生産性の高さという基準に変える
限られた時間で集中して成果を出すにはスキルアップはもちろん、非効率なプロセスを洗い出し改善していく必要もあります。
それは時間に頼る働き方より厳しい働き方であると言えます。
僕が以前いた会社は拘束時間が平均12時間ぐらいでしたが、今思うと喫茶店で時間をつぶしたり、だらだらとした仕事でした。
長時間労働にはメリットよりもデメリットの方が多いと僕は思います。
2010年09月30日
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