2010年07月29日

日本は没落する  榊原英資 著(朝日新聞社) はじめに

 今日は朝から一日雨でしたが、連日猛暑が続いてたので一服つけた感じです。

 楽観的な奴とお思いでしょうが、楽観的な奴ほど悲観的な本を読みたがるものでございます。



日曜日に阿児ライブラリーで借りた「ミスター円」こと榊原英資(さかきばら えいすけ)氏の本を読んでいて、これから先は決して楽観的に考えてはいけないことを再認識しました。

 著者はテレビなどでもよく出ている早稲田大学の教授ですが、いつもニコニコしながら大胆かつ斬新な発言をするので好感は持てます。


 「かってはなかった陰湿な事件やテレビ番組の低俗化等に示されるように
今まで健全だった日本の中産階級が崩壊し始め、経済を支えてきた土台が
崩れはじめている、こんなことで大丈夫なのか?」と指摘しています。

現在の日本は高度成長時代に蓄積された技術で自動車、鉄鋼、電気業界等の技術力は世界最高水準です。

 今後、韓国、中国、インドなどが急激に追い上げてくる中で技術力格差を維持していくことは不可能と説いています。

また、これから高い成長が見込まれるアジア市場に出遅れています。


 著者が憂慮する日本の最大の問題は教育の質の劣化をあげています。

マネー(お金)は技術、知識、情報を追いかけるようになってますが、それらを下支えするのが教育だからです。

国家としての戦略性もなく、国民の教育水準、意欲・努力も大きく低下している中で日本人は、あまりにも経済に楽観的になりすぎていると警鐘を鳴らしています。


posted by さっとん at 21:46| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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