今日も日中は雨で少し冷たい風も吹いてました。
図書館で料理の本2冊とお金のトラブルについてと“この国がすき 鎌田實(かまたみのる) マガジンハウス”でやさしい言葉で憲法を訳してます。
戦争の放棄
第9条
わたしたちは、こころからもとめます
世界中の人々が
正義と秩序をもとにした
平和な関係になることを
そのため、日本のわたしたちは、
戦争という国家の特別な権利を放棄します。
国と国の争いを解決するために
武力で脅したり、それを使ったりしません。
これからずっと
この国をまっとうするために、
陸軍、海軍、空軍そのほかの
戦争で人をころすための武器と、
そのために訓練された人々の組織を
決してもちません。
戦争で人を殺すのは罪でないという特権を
国にみとめません。
憲法は国の基本法なのですが、国をこのように治めますと示した約束事のようなものです。
なぜなら、国を治めるという権力は、主権者である国民が信頼して任せているものだからです。
「憲法が古くなれば変えればいいじゃないの、法律だって変えることができるのだから」という人は、たぶん憲法の理解が足りないといえます。
たとえていえば、どんな大きな法律の改正であっても、ちゃぶ台に並んだおかずを変えるだけですが、憲法をの改正はどんな小さな改正でも
、ちゃぶ台をひっくり返すことを意味します。
憲法を変えるということは、今までとはまったくちがう社会、世の中になることを覚悟しなければいけないのです。
(法律を読む技術・学ぶ技術 吉田利宏 著 参照)
日本国の兵隊として60年間、ひとりも人を殺してないぼくたちの国はたしかにすごいのかもしれません。
2010年03月07日
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