2009年07月30日

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ  齊藤 正明 (著)☆☆☆☆☆

 マグロ船と言うと借金の返済が出来ずに八方ふさがりとなった人が乗る船といったつらいイメージがあります。

女性のマグロもどういった塩梅(あんばい)なのかわかりにくくつまらないといったつらいイメージがあります。もうやだ〜(悲しい顔)


 著者の斉藤さんは、冷蔵冷凍技術の会社に勤務していて人との付き合いなどはあまり得意でないタイプの方です。

上司から「まぐろの冷蔵技術開発のため、まぐろについてすべて知ってこい」と言う命令でマグロ漁船に乗ることになりました。

そこでの漁師との会話の中で多くの気づきをもらいます。

 
 くらげにはくらげの生き方がある。

船の生活に慣れない斉藤さんは、毎日船酔いの生活で何もできません。

漁師たちに「くらげみたいな奴やのう(浮いているだけ)」とからかわれたりします。

「ただ斉藤はくらげやけどみんなの気持ちをなごやかに(いやし系)してくれてる」とも言われます。

気性の荒いと思っていた漁師たちは、仲間の短所(浮いているだけ)を見るだけでなく、長所(いやし系)を見ています。

自分はくらげなのにマグロやカニになろうとしてたのではないか?

そのことで会社でも自分を追い込みすぎてきたことと、他人に対しても短所や悪いところばかり見ていたことに気づきます。


 漁師たちがプラス思考でポジティブなので、自分もそのように前向きになれますか? と尋ねると

「前向きだけでは人の気持ちは理解できない。後向き(危険を感じる能力)なことも考えないと落ち込んでいる人の気持ちはわからない」と言われます。

くらげにはくらげの、マグロにはマグロにあった考え方、物の見方をしていかないと人との接し方を間違えることを教えられます。

 
 地中海に住むべにくらげは老化すると若返り死なないことや、マグロの心臓があわびの味によく似ているなど、体験者でないと語れないことがたくさん描かれてます。

この本を読んでいるとスーパーでマグロのさしみが食べたくなります。 

http://www.nextstandard.jp/article/13397282.html
(著者のブログ ネクストスタンダード)
posted by さっとん at 19:02| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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