2009年06月22日

先を読む頭脳(その2)

 近年の将棋界は、ある意味で知識や情報量の勝負という比重が昔よりかなり高くなってきています。
簡単にいうと、様々な戦法の最先端の形を知識として頭に入れておかないと、それを知っている相手とは、まず同じ土俵に立つこともできないのです。
 従って、普段の研究においても、基本的な知識を最新のレベルにまで引き上げるのにかなりの時間を費やしていることは確かです。

そうしないと、あっという間に取り残されてしまうおそれがあります。
(先を読む頭脳 羽生善治著 新潮社 P46)


 最近の将棋は、序盤戦の重要性が羽生永世名人が脚光を浴びだした15年前とは勝負の質が全くちがうのだそうです。

昔は序盤失敗しても後半で盛り返すことが可能だったのですが、今は序盤失敗すると土俵際でねばることはできません。

ネットの影響で、すぐに記譜などを勉強されるのでバージョンアップをしていかなければ勝てなくなります。

 ただ羽生さんの場合は、パソコンで勉強するのではなくて、将棋盤に駒を並べます。

パソコンの画面では「目で見ている」という感覚ですが、盤上で駒を動かすのは「手で覚える」という感覚なのだそうです。

 勉強の仕方も基本的には、将棋を始めたころとやっていることは同じです。



 羽生さんの文章を読んでいると、頭の回転がめちゃ早いということと、難しい話を筋道を立ててわかりやすく説明することに卓越しているように思いました。
posted by さっとん at 22:38| Comment(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
グーグル検索「将棋名言」してみてください。「ユーモア、川柳、名言」は私のブログです。
Posted by muraki at 2010年03月18日 20:06
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