2021年02月03日

薄毛で悩んでいる人を幸福にしない育毛業界というシステム

「薄毛」で悩んでいる人は多いですが、その原因を「生活(食)習慣」「ストレス」「シャンプー」「紫外線」「加齢」「睡眠不足」などをあげている広告が目につきます。
しかしもし、それらが原因であったとしたなら女性も同様の症状に悩まされることになるはずですが、その割合は少ないです。

なぜ脱毛が起こるかは、男性型脱毛症「AGA(Androgenetic Alopecia)」によるものです。その原因は上記のものではなく「遺伝」と「ホルモン」によるものです。男性の脱毛の95%以上はAGAによるものと言われてます。

AGA以外の脱毛として「円形脱毛症」「炎症性脱毛」「抗がん剤などの投薬治療」「加齢」「産後」があげられますが5%以下です。
円形脱毛症は免疫機能のエラーで、髪の毛を異物として認識してしまうため抜けてしまいます。炎症脱毛症はシャンプーなど肌にあわないものを使った時に起こります。

はげるかはげないかは生まれた時に遺伝により決まっており、生活習慣の改善や養毛剤、頭皮マッサージなどで治せるものではありません。唯一プロペシア錠(フィナステリド)とデュタステリドが有効と言われてます。

一度自分が立てた仮説や自分が正しいと思ったことがある時、人はそれが否定されるような情報を無意識にシャットアウトしてしまい、自分が正しいことを裏付ける情報ばかり見つけてしまう確証バイアスに陥ってしまいます。
僕も30年ほど前に(1985年)養毛剤の成分でセンブリエキスが効果があるという本を信じて1年ほど使ったが効果は全くいや脱毛が進んでいるように感じました。
ネットがない時代にテレビ広告でカツラの宣伝はこれでもかというぐらいコンプレックスを刺激してきます。
藁にもすがる思いでカツラサロンに入り、プロレタリアート(資本主義における賃金労働者)は、カツラのために働いている状態に陥りました。「資本家の搾取を廃絶する社会主義体制の建設が必要である」と謳ったレーニンの如く、脱毛からの恐怖を解決するにはカツラが必要であるとの確証バイアスが僕を支配してました。

 しかし、2020年代の現在もこの状況は、テレビからネットに移っただけで薄毛を恰好のカモにするビジネスは横行しています。
驚くほど高い「育毛サロン」や「AGAクリニック」があります。また、テレビではハゲをからかうバラエティや演芸など人権を無視した先進国では考えられない世界が構築されてます。

 最近、注目されている『行動遺伝学』によると、「ハゲ」「学校の成績」「仕事ができる」「うつ病などの精神疾患」「運動神経」「犯罪を起こす」「字や絵がうまい」などは遺伝で大部分決まっているのだそうです。親の収入や学歴はさほど関係ないようです。

努力すれば報われる的な学校信仰を強く信じている人が多いですが、残酷なぐらい遺伝で決まるのです。

2021年にもなった今、はげやカツラの方を笑いネタにするのは時代遅れであるという認識になってほしいものです。

今夜もしみるねぇ
posted by さっとん at 23:26| 三重 ☀| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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