2015年10月12日

火花      又吉直樹 著

第153回芥川賞受賞作品、200万部以上売れたとのことで
しばらく本屋さんでは手に入りませんでした。

“天才肌で人情家の先輩芸人と出会った瞬間に、すべては始まった。”
と帯に書かれており、宮本輝、筒井康隆など一流作家が絶賛されて
るので期待して購入。

熱海の花火大会で無名の漫才師(徳永)が、“あほんだら”の神谷との出
会いにより、大きな影響を受けます。

「面白い」ということに子供のように純真で一途な神谷に対し、世間の
目や仲間らとの人間関係に翻弄される不器用な徳永のコントラストを強
く表現しています。

神谷には風俗で働く真樹という彼女がおり、神谷は後輩である徳永を
アパートによく連れてくるのでした。

徳永と神谷のメールのやり取りやペンネームなどの台詞は、50代の僕が
それほど笑えるものはありませんでした。

昔の老若男女に受けるというよりは、若い人をターゲットにした漫才を
展開してたのかもしれません。

神谷に献身的に尽くす真樹でしたが、新しい男ができて別れが来るの
でした。

その後、神谷は坂を転げ落ちるように話は展開していきます。

http://inbook.jp/tensaisatobon
(inbook)

posted by さっとん at 17:08| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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