ことが多いそうです。
日産の代表取締役のカルロス・ゴーン氏の年収は8億9100万円で、
これが高いのか安いのかは判断が分かれるところです。
(2010年度)
従業員は雇用契約の対価として「給与」が支払われますが、
経営のプロである取締役の報酬は、株主(株主総会の決議)が経営
を委任した対価として支払われます。
日本では、出世レースに勝ち抜いた人が取締役になることが多いで
す。
週刊ダイヤモンドの調査では、日本の上場企業の従業員の平均
年収が556万円で、取締役はその約6.5倍の報酬になります。
アメリカでは、従業員の約350〜500倍の報酬なのだそうです。
経営者はあくまで経営のプロであり、有能な人を他社から引き
抜くコストがどんどん上がっているためです。
日本の経営者の報酬は、欧米の1/10、欧州の1/4ぐらいと世界
レベルで見るとかなり低いようです。
