2014年02月18日

非エリートが世界を制す   金平桂一郎 著 アスペクト

 今問題になっている「亀田問題」で、亀田ジムは日本で試合ができなく
なりました。
2005年4月に大阪のグリーンツダジムから協栄ジムに移籍し、亀田興起(
後に弟も入門)が2008年5月に契約解除になるまで所属してました。

 著者は前会長である父親から27億の負債を背負いますが、佐藤修、坂田
健司、亀田興起、佐藤洋太と4人の世界チャンピョンを輩出しました。
ボクシングジムの会長は、プロモーター(興行師)、マッチメイク、スポン
サー・マスコミ対応などの仕事が主になります。

 興行師の目から見ると、世間で「ダメ」と評価されている「非エリート」
ほど大きな可能性を秘めているように感じるそうです。

金平会長は、相手が不良やイレズミを入れてる人間でも受け入れます。
逆にそういった雑草の人間の方が根性があり、飛躍できる可能性があると
述べてます。

それと選手には試合の後も元気に家に帰れるように、細心の注意をはらって
いるのがわかりました。

 この本は、ボクシング業界の暴露本というものでなく、ビジネス書として
書かれてます。

・「ダメ」といわれる人間はどうして「ダメ」なのか。
・どうすれば人の闘志に火をつけ、奮い立たせられるか。
・戦える人材はどうやって育てるか。
・勝てる組織は、どうすれば作れるか。

 金平会長は、最近、職場で怒れない上司が増えてきていることに危惧を抱
いています。
下の人間が言うことを聞かない、成長できていない、さぼっている。
その責任は、ほとんどすべて上に立つものの責任と説いてます。
「ダメな人間」はいない。
その相手が本当にダメなら自分もダメになっている。
変わらなければならないのは、「自分」です。

そして、「自分自身を興行師として見る」視点が必要とのこと。

 ボクサーの場合は自分が頑張ればよいのですが、組織や企業では、部下や
後輩に活躍してもらわなければ困ります。
結果を出す組織にするのが「興行師」の仕事です。

 人が何かをするのを待つのではなく、自分がまっさきに動くことが大切だ
ということを教えてくれます。
金平会長140218.jpg


非エリートが世界を制す

posted by さっとん at 19:05| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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