2014年01月30日

どうして世界に誇るべき日本の真珠産業が衰退していったのか?

基本的に僕は真珠については全くの門外漢で、アコヤガイの養殖の
現場にも行ったことがありません。
ただ地元の人も"このところ真珠が売れなくなっている"のは聞いてい
ても、どういう経緯で衰退していったのかを系統的に説明できる人は
それほどいないように思います。
多くの人が真珠に興味を持つことが、真珠再興のきっかけになるは
ずです。

真珠業者の方のホームページで、その経緯を追ってみたいと思いま
す。

1910年代 御木本幸吉らが大きさ構造など天然真珠と同様の"養殖真
珠"を発明し(20世紀最高の発明とも言われる)、その後は多くの女性
の必需品となります。

戦後1952年に生産(10トン/年間)が再開、外貨獲得に貢献します。

1961年(s36)(150トン/年間)
1966年(s41)(230トン/年間)⇒過剰生産になる

1992年(h4)新種のプランクトン「ヘテロカプサ」による赤潮が大量発生

1994年(h6)感染症が愛媛県から全国に広がります。

1998年(h10)「真珠養殖事業法」撤廃
品質検査は、国から民間に委託されました。
この法律の撤廃により、悪い品質の真珠が出回り、世界の評
価が急激に落ち込み、価格は下落します。
また日本の高度な養殖技術や加工技術が海外に流出します。

2012年(h24)(8トン/年間) ピーク時の3%の生産量です。

アコヤガイの大量へい死を「専門家」は、"密殖"と言われるが、赤潮の
発生は昔からあったことから見解に異を唱えてます。

原因として上げているのが、
・真珠生産者たちが自然環境を破壊する行動を取り続けてきた。
・南方の異質の真珠貝との交配を繰り返した。
・細胞の遺伝子操作により、ウィルスに対する抵抗力が落ちた。

ことなどをあげてます。

いろいろ調べていると異論などもありますが、真珠の歴史は伊勢志摩の
発展の歴史でもあるので関心を持ち続けていきたいです。

【参考資料】
海産養殖真珠の過去、現代、未来についての考察
アンディ・ミュラー氏(神戸市)

日本の真珠産業が再び復活できる唯一の方法
天然真珠宝飾株式会社
NATURAL PEARL JEWELLERY CO., LTD.

posted by さっとん at 23:36| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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