2014年01月23日

"海女漁業"が三重県の文化財の指定後にしなければならないこと。

 本日の賢島大学は、川口裕二先生の「里海と海女」でした。
今日、三重県は"海女漁業"を文化財に指定しました。
道中に中日新聞の取材を受けた川口先生は、「海女が安心してもぐれる環境を
作る」ことを話したそうです。

今後、三重県教育委員会が保護審査会に諮問(しもん)し、審議委員の答申で
値打ちがあると判断されれば文化庁からユネスコの世界遺産登録につながる
可能性もあります。

海女の定義は、「身一つでもくもくと海に潜り、ほこりと喜びを感じて仕事に
取り組んでいる女性たち」で、“沿岸漁業の守り神”です。
改良された道具も貴重な文化遺産になります。

 川口先生の資料によると昭和35年、32歳から初めて海女をした女性が68歳
までに稼いだ生涯年収は約1億円になるそうです。
それほど志摩の海は、生産力のある豊かな海、「稼げる里海」だったのです。

 しかし、このままでは世界遺産になった時に海女がいなくなる危機もかかえ
てます。
「文化財」とは、大事なもの、守らなければならないものですが、相手は、自
然や建物ではなく「人」なので、どうやって保護をしていくかが重要な課題と
なります。

潜っても取るものがなければ収入になりません。
あわびやさざえの稚貝を放流してもえさがないので大きくならず死んでしまう
ものも多いそうです。
「まず藻場(もば)の回復やあまも(海草)を育てていってほしい」と川口先生は
話されました。

海女の漁法は、みんなで守りあいながら取りつくさない、持続可能な繰り返し
が効く世界に誇るべきものです。

 国民の生活が第一のように、市民もみんなで自然を守りあう気持ちが第一と
いう意識を持ちたいものです。犬

【参考資料】
素潜り潜水漁業者の現役期間の漁獲量および漁獲高(PDF)

川口裕二140124.pdf

川口裕二2 140124.jpg

海女、このすばらしき人たち(AMAZON)

サザエ、アワビの漁獲量など
川口裕二3 140124.pdf

posted by さっとん at 22:44| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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