2013年07月20日

里山資本主義  藻谷浩介 NHK広島取材班 著  角川oneテーマ21

 「里山」を利用することで所得が発生して雇用が増え、地域が大き
く変わった岡山県真庭市について知りたかったので読んでみました。

 規模を拡大させて、大量に作って大量に消費して企業が巨大な収益
をあげるシステムが100年ほど続いてました。

60年代から70年代はアメリカが力を持ってましたが、80年代になると
日本人の暮らしもとても豊かになりました。

その後、中国などの新興国も参加して、みんなが同じ競争をするグロー
バル経済となり、先進国が息切れをし始めました。

 工場が賃金の安い国に移り、生産拠点を失ったアメリカは、数学的
加工により、金が金を生む経済(マネー経済)を作りました。

リスクを集めて債権として売る金融商品が多く出回ることで、僕のよう
に社会的信用のない人間でも車や家が持てるようになりました。

しかし、この摩訶不思議なシステムは、たった一つの証券会社(リーマ
ン)が潰れたことでもろくも崩れ去りました。

その後にマネーの餌食になったギリシャ、スペインなどまだその痛み
は癒えてません。
また中国経済の先行きも不安要素としてくすぶってます。

 岡山県の真庭市の銘建工業(めいけんこうぎょう)で、木くずを燃料
にして24時間2000世帯分(2000kW/時)のエネルギーを供給してい
ます。
(真庭市の11%のエネルギーを供給)

また個人には、「エコストーブ」を販売し、長さ2cm、直径6〜8oの
ペレットは、現在灯油と同じコストまでになってます。

木は一度切ってもまた生えるので無尽蔵で、炉にやさしく、原発のよ
うに将来にツケを残しません。

 どこでもできるわけではありませんが、今まで活用されてなかった
ものを活用することで誰も振り向かなかった田舎が今とても注目され
ています。

http://www.meikenkogyo.com/product/contents/bs_content3.html
(銘建工業のぺレット)
 
posted by さっとん at 15:17| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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