さきほどNHKの「私も一言!夕方ニュース」をらじるらじるで聴いてたら、
ポップカルチャー、おたく文化などに詳しい宇野常寛(うのつねひろ)氏の
「AKB現象とは?」で、なぜAKBがこれほど人気があるのかを語ってました。
昨年のCD売上ナンバーワンは、AKB48の"真夏のsounds good"とのこと。
なぜこれほどまでにAKBが強く支持されるのか?
第一に支持される理由は、「競争がフェア」だからです。
自分の応援してる子がどんどんきれいになって成長していくのを見守るのが、
ちょうど高校野球に通じるものがあるのかもしれません。
完全な実力(人気)主義でありながら、一方でじゃんけん(運)でチャンスのな
い人にもチャンスを与える。
Kポップではデビュー前にダンスレッスン、外国語、スタイルなど完成された
形で売り出します。
一方、Jポップはダンスも歌も一流ではないが、少しずつうまくなっていき、
彼女たちの夢である女優や歌手、声優などにステップアップしていくプロセスを
楽しむという発想です。
ネットが普及しだして家族、職場、仲間を通り越してサイバー空間(仮想現実)
でつながることが多くなりました。
ネットの浅い人間関係に疲れ、自分の本当に気の合う人との居場所が見つけにくく
なりがちでした。
今のネットは一昔前と違い、ツイッターにしろフェイスブックにしてもリアルの
人間関係を充実させるためのツールとして捉えてる方が増えているように思えると
語られてました。
このAKB48のシステム(しくみ)は、ジャカルタや上海などでもおたくたちを
中心に育ってきているそうです。
未完成なものをみんなで作り上げていく。
未完成なさっとんをみんなで盛り上げていく。
時代のキーワードは、「未完成」なのかもしれません。
成長を見守っていてください。
2013年01月07日

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