らじるらじるでNHK第一の「私も一言!夕方ニュース」で“エンディング
ノート 入るお墓を探す”と言うテーマで最近、土の中に遺骨を入れて、
直接埋葬し、樹木を墓標にする「樹木葬」を希望される方が急増していると
のことでした。
通夜や葬式も行わず、火葬と納骨だけで済ませることが増加してきているそ
うです。
その理由として、
・何百万単位の高いお金で墓を購入しなければならない。
・お布施などのお金がその後もかかる。
・残された子供、孫に管理の負担をさせるのは嫌だ。
などが理由でした。
今は生まれ育った場所でずっと生活している人が減っているので、都会
などに子供が出た後に毎年シーズンに帰ってくるのも大きな負担になる
からとのことでした。
今の形式がよいと言う方も多くて、
・普段、時間も休みもバラバラな親戚が一同に集まれる。
・仏さんを守ることで心がほっとする。
・墓があることで遺骨を収蔵できる。
・死の恐怖を和らげられる
と言った意見がありました。
昭和30年から40年初頭は土葬が一般的で、○○家の墓と言う形式になっ
たのは、火葬が一般的になった40年ぐらいと以外に歴史は新しいそうで
す。
バブルの頃に山を切り崩して新しい墓地がどんどんとできました。
しかし、「この樹木葬儀と言う形態では、この後も故人を「仏」として
供養することができないので、様々な支障が生じるのではないか?」とい
う疑問もあります。
「自分の遺骨は必ず誰かの世話になるから回りの人とのコミュニケーシ
ョンを大切にしましょう」とのエンディングでした。
里山という観点からは、樹木葬が増えるのもよしかもしれません。
2012年08月28日
朝牛丼

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