以前、土建屋さんや棟梁(とうりょう)たちと旅行に行った時に、コースや時間、
日程が綿密に計画されていて、早く着きすぎたりのハプニングもありましたが、
短時間にたくさんの場所を回ることができました。
僕はその段取りのよさに舌を巻きました。
http://sutekinasatton.seesaa.net/article/167741224.html
なぜ、建築士や建築の現場の人は、想定外の非常事態でにも、顧客の無理な
注文にも対応できるのか?
今、3月からの計画を立ててるのですが、『絶対間に合う仕事術 吉田マリ著』
には計画通りにういかなくなる時に「調整」することがとても大切であり、そ
のためのツールとして“ガントチャート”を紹介してくれてます。
著者はソニーに勤めてましたが、時間に追われ、あせって出した見積もりが
間違っていて上司の信用を落としそうになりました。
当時は自分の仕事を追いかけるので必死で、仕事を俯瞰(ふかん)して見ること
はありませんでした。
その後、大学の夜間部で建築を学んだ時に、建築物を単品として見るので
なく、常に周辺環境を考えて配置計画を練ることと、建物を俯瞰(ふかん)して、
問題をいろいろな角度から検証し、じっくり計画をかけることが新鮮であった
そうです。
棟梁が中心となりチームでよいものを作りあげようと言う一体感、トラブルが
起きて予定通りに進まない時に人海戦術や工夫を施して最終的に間に合う仕事
にしてしまうことにとても感銘したとのことです。
「期日(時間)を守る」のは人間関係の基本ですが、建築の場合も遅れは、経費
がかかりその分損失になります。
この本を読んでいると、あの時の旅行が非常に楽しかったのも段取りのよさ
があったからだと改めて思えました。
2012年02月28日
坦々麺(たんたんめん) 〜蓮〜

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