2011年12月01日

三重大学&志摩市 文化フォーラム2011 ストレスとうつ

 昨日は阿児アリーナベイホールにて「ストレスとうつ 〜生活環境の変化が与える影響
とは〜 」という題目で、教育学部教授の松浦 均 氏の“援助を求める力”と医学部医学
系研究科 小森 照久 氏の“ストレス、うつ病の理解と対処”の講演と志摩市健康推進課
総合保健センター保健師の小川奈都子さんの司会によるパネルディスカッションがありま
した。


 “援助を求める力”を育てるには、援助を求めるにもスキル(技術)がいるということを
いろいろな例を挙げながら説明してくれました。

たとえばパソコンが動かなくなったなど自分だけで解決できない問題に直面した場合、
誰かに応援を依頼したいのですが、『自尊心(プライド)』がじゃまをして助けを求めるこ
とを抑制している人も多いし、逆に、かなり依存的で厚かましい人もいます。

大切なことは援助することも援助されることも体験することで、コミュニケーション力を
育むことを学習できます。

良好な人間関係が大切なのだということを再認識できました。



 “ストレス、うつ病の理解と対処”では、災害によって親しい人を失ったり、街並みや
思い出の喪失、プライバシーのない避難所生活やライフライン(電気、水、ガス)のストッ
プや生活レベルの低下(風呂・トイレ)などにより、急性ストレス障害にかかる方も多か
ったようです。


一部の方はうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)に数週から数ヶ月の潜伏期間を経て
発症し、深刻な状態に陥った方もいます。


 眠れない、何を食べてもおいしくない、だるいなどのうつ病の身体症状や周囲の人の
対応、抗うつ薬に対する一般人の誤解、治療などについて説明していただきました。

 フラッシュバックの話を聞いて、自分の心の苦しみを上手に表現できない子供のメンタ
ルケアがとても気になりました。

精神疾患に対する周囲の理解が進むことは、相互援助的な良好な人間関係を構築しやすい
社会につながるように思います。


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(総合司会 三重大学特任教授 松井 純 氏)
posted by さっとん at 17:00| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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