2011年11月09日

県立志摩病院 指定管理者制度導入 住民説明会

 本日(11/9)午後7時より阿児アリーナ ベイホールにて「県立志摩病院 指定管理者制度
導入 住民説明会」がありました。

 現在、志摩病院の医師不足が深刻で、三重大学等の協力を前提に、医師確保と運営体制の
改善を図るために「指定管理者制度」を来年4月より導入します。

指定管理者は、公益法人地域医療振興協会という公益法人が担います。


 昨年(平成22年)は、内科医が激減(3人)し、救急車の受け入れも山田日赤などに回される
ことが多かったのですが、今年は地域医療振興協会の支援もあり、受入人数も微増ながら増
えているそうです。

同様に、入院患者の受け入れ数、外来患者数も微増しています。


山田赤十字病院が受ける救急患者の全体に占める志摩市民の割合は13.8%(平成22年)です。


 基本的には医療の民営化になりますが、県と共に協議しながら連携して柔軟な運営を進め
ていくとのことです。

今後10年間で県より50億7千万円(政策医療交付金)の支援(交付)を受けますが、「地域医療
振興協会、おぬしも悪よのう」と言うような懐に内部留保していくということは、プライド
にかけてもないと吉新理事長が断言してくれました。


 現在、移行準備は順調に進んでおり、医師、看護師の8割は、県の職員の身分から民間の
職員として引き続き勤務してくれるそうです。


DPC(Diagnosis Procedure Combination;診断群分類)で、入院での患者と看護師の
割合を現況の10:1から7:1に引き上げ、看護師レベルを上げたいとのこと。


 質疑応答の中で理事長が病院スタッフの平均年齢は35歳ぐらいが活動力や病院としての
機能を発揮しやすいのだとも言われてました。

医療業界は基本的には流動性の高い職場になります。

若い医師やスタッフは、組織に刺激を与えるからです。

専門的な研究を続けている優秀な若い医師ほど長くはいてくれません。

医師と市民がいい関係を作れればドクターもがんばってくれるはずです。



 総合診療科を作って、重篤な救急にその時点で対応できるようにトレーニングされた医
師を置き、日赤などの専門性の高い病院に送るシステムを作るようです。


 また“開業医の紹介状がないと診療を受けられないか?”と言う質問に対し、

理事長は「志摩病院に集中しないように医師会、県で決めたルールであり、将来的にはフ
リーにしたい」と答えられました。

アメリカでは総合病院は入院と手術を受け持つことが本来の仕事で、外来は開業医と仕切
りができてるとのことで、市民の意識改革も必要なのだと思いました。


県立志摩病院・指定管理者制度導入 住民説明会資料
shimabyo.pdf

posted by さっとん at 22:51| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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