2011年05月13日

阿Q正伝    魯迅

阿Q正伝

 阿Qには正式な名前や原籍がなく、周囲からからかいの対象としてよくどつかれてました。

また自尊心が高く、昔は偉かったし、見聞は広いが惜しいかな体質的にやや欠点がありまし
た。

最大の悩みは頭がはげになっていることでした。

阿Qの前で「ランプ」「明るい」「光る」などの言葉を言うと、真っ赤になって怒り出すので
した。

また阿Qは心に思ったことを口にしてしまう癖がありました。

また博打や酒が好きで、たとえ負けても「精神勝利法」によって勝ったような気持になれるの
でした。

※精神勝利法→現実には負けているが心の中では勝っていると信じる思考法


 ある日、阿Qが大嫌いな留学して洋学を学んできた銭(チョン)旦那の長男が道を歩いてきま
した。

「弁髪がカツラなのは人間として最低だ」と心で思ってたことを口に出したためにニス塗りの
ステッキで何回もなぐられました。


 そのあとに尼さんが歩いてきたので、阿Qは「こんな目に遭うのはお前にあったからだ」と
尼さんの頭やほっぺをつねりました。

「早く帰らないと和尚さんが待ちくたびれとるぞ、猫をかぶっとるな」と侮辱しました。

「跡取りなしの阿Q!」と逆にののしられました。


その後、尼さんの化粧の匂いが手に残り、余韻にひたってました。

「自分には跡取りも女房もいない、このまま死んだら墓に飯をそなえてくれる者もいない」
ことに気づきました。

女、女、女、それから阿Qの頭の中は女だらけになってしまいました。

名門の趙家の女中のウーマーに「おれの子供を産んでくれへんか? おいらといっしょに寝
てくれ」と頼みます。

驚いたウーマーはギャーと大声をあげます。

阿Qは出てきた趙家の番人に取り押さえられ、裁かれることになります。

苦難が始まります。


posted by さっとん at 21:18| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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