2011年01月18日

金庫株の解禁

 今日(1/18)の日経新聞に“吉野家、自社株買い取り”という見出しで「吉野家ホールディ
ングスは、17日伊藤忠商事が保有する吉野家HDの全株式を買い取る方針を発表した」との記
事がありました。

今後は経営の独自性を高め、意思決定を迅速化するとのことです。


 「自己株式の取得」とは、会社が自分の株式を取得することですが従来は原則禁止されて
ました。

理由は、会社が株式をお金を払って払い戻したことになり、会社財産が目減りして会社の債権
者を害すると考えられてたからです。


 ところが平成13年小泉内閣の経済対策の一環として自己株式を取得する規制を緩和する「金
庫株の解禁」が行われました。

理由は、低迷する株価対策のためです。

会社が自己の株式を買い進めることで株価の上昇を期待できます。
   (買いが増える)

また市場での株式を減らして付加価値を上げて株価を上げることが期待できます。

かなり強引な経済政策ですが、当時は斬新な発想であったようにも思います。




 株式は原則一株一議決権なので迅速な経営を進める上でのメリットは計り知れません。

金庫株の解禁は平成18年会社法の改正に引き継がれています。
posted by さっとん at 12:15| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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