2011年01月16日

あいつがいるとうまくいかない

 今日は松坂シティーマラソンがありました。

今年は7月まで大会に出ないことにしてるのですが、ジョグノートを見ると冷たい風でゆっくり
走ることもつらく、ランナーたちも苦しめられてたようです。




 すべての物理現象は、その前後でエネルギーの総量が同じでなければいけません。
                    (エネルギー保存の法則)

原子は、正の電荷を帯びた原子核と、負の電荷を帯びた電子から構成されると考えられています。

原子核はさらに陽子と電気的に中性な中性子から構成されます。




エネルギー保存の法則が根底から覆されたのが、“中性子のベータ崩壊”です。

ベータ崩壊とは、、原子核の中にある中性子が電子を放出して陽子に変わる現象のことです。

中性子は電荷が±0で、陽子は+1ですから、中性子から電子(電荷−1)が1つ飛び出すと、

電荷が+1となって陽子になるわけです。
 (宇宙は何でできているか 村山 斉 著 P36 4〜7行)


炭素の同位元素である「炭素14」は、6個の陽子と8個の中性子を持っています。
(ふつうの炭素は陽子も中性子も6個)。
その中性子の一つがベータ崩壊を起こすと、陽子と中性子が7個ずつになる。
これはもう炭素の同位元素ではありません。
原子量7の窒素に変身してしまいます。
 (宇宙は何でできているか 村山 斉 著 P36  9〜12行)


 その粒子は質量が0、物質を通り過ぎてしまい観測できないほど小さい。

その物質を観測したのが2002年にノーベル物理学賞を小柴昌俊さんです。

その物質の名は、「ニュートリノ」。


超新星爆発で大量のニュートリノが生じたことは、その星が地球や太陽と同じ“原子”で
できているということです。


小柴さんがニュートリノを観測できた超新星は地球から16万光年離れてます。

爆発から16万年かけて観測された時が小柴さんが定年を迎える1か月前だったそうです。

そしてその時に「あいつがいると必ず実験が失敗する」という研究員が不在だった幸運が
重なったのだそうです。

 やはり偉大な業績を残す人は、恐ろしく強運の持ち主であることがわかりました。


posted by さっとん at 22:46| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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