2010年12月01日

私たちにできる里海づくり〜暮らしと環境の調和を求めて〜

 三重大学・志摩市 文化フォーラム2010の第二回目「私たちにできる里海づくり〜暮らしと環境の調和を求めて〜」が志摩市阿児アリーナ・ベイホールで午後7時より講演会&パネルディスカッションがありました。

今回も200人以上の方が来られてました。


 最初に生物資源学研究科教授の高山 進 先生の「生物多様性条約の視点から志摩市里海事業を考える」をテーマにCOP10に参加された経験から、どのように会議が進められて合意形成がなされていくかという説明がありました。

生物多様性を維持する目的は3つあり、

1.生物多様性の保全

2.その構成要素の持続的な利用

3.その利用から生じる利益の公平かつ均衡な分配


そしてそのベースに置かれるのは「保全」ということです。


 志摩市の里海構想に通じる点があります。


 
 次に生物資源学研究科教授の吉岡 基 先生の「志摩市の海への期待〜東京から三重大に赴任した水産系一教員から〜」というテーマで、自分のおいたちから三重大に赴任してまでの話、専門であるイルカやクジラの話も盛り込みながら地域や環境に興味を持つためにはどうしていけばよいのかといったことを独自の視点の話をしてくれました。


 パネルディスカッションでは横山ビジターセンター事務局長の伊藤 芳正氏が司会で会場からの一般質問などに答えてくれました。

 
高山先生は、この地に住んでいる人がこの地のよさを再発見することが大切で、そこでの暮らし、文化、伝統をアピールし次代につなげていくことが私たち一人一人ができることではないか。

地元の人が海の状態を随時記録(モニタリング)し、日々毎日変化をおいかけ、研究機関である三重大学がデータ解析をしていくコラボができれば新たな発見があるかもしれないとのことです。


 吉岡先生も地元では当たり前でもよその人には新鮮なことがたくさんあるので、たとえば地元の方に愛される郷土料理やB級グルメを発信していけばおもしろいといった話をしてくれました。


伊雑ノ浦でもアマモがあったころは海苔の生産も多かったのですが、アマモがなくなって海苔の生産は大幅に減少しました。

僕自身は初日の出の時ぐらいしか海に行かないのでえらそうなことは言えませんが、里海を取り戻すことが志摩を再生させるのに不可欠なのではと思います。

posted by さっとん at 22:04| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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