2010年11月09日

真っ向勝負のスローカーブ  星野伸之 著

 冬至から319日目、初めて冬の気配が現われてくる日、今年は11月7日が立冬(りっとう)でした。

 お客さんによると、今年のミズノクラッシックは土曜日に日本の有力選手がほとんど脱落してしまったためか日曜日はそれほどギャラリーは多くなかったそうです。

あいちゃんは焼肉の「長太屋」、韓国のアンソンジュは「うどん専門店 かめ吉」で名物カレーうどんを食べたそうです。



 120キロ台のストレートと80キロのカーブとフォークボールの3種類だけで歴代16位となる2041奪三振数を残した細腕左腕、星野伸之。

僕が大阪にいた時に藤井寺球場で星野を見た時に、スピードガンで130キロを一度も表示されないのに相手打者をばったばったとおもしろいように三振を取るピッチングにマジックでもみているようなに驚きがありました。


 星野氏に言わせると、プロの世界は弱肉強食であり、力の劣る者を確実に食らい尽くすところであると述べてます。

イチローや松井が10回中6回以上凡打するのは数字のマジックであり、超一流の投手が打率を下げているのであり、凡庸な投手が投げれば「10回投げれば10回打たれる」ぐらいの恐怖心を持っているのだそうです。

凡庸な投手であった星野氏がプロで生き残るための戦略として、この球さえ決まれば簡単には打たれないウイニングショットをたった一つ持つこと。

どの球も平均点ではプロでは生きていけません。


 また指導者(監督)にも恵まれていたことを述べてます。

入団時は3年間目が出ない星野氏を使い続けてくれた名将・上田監督。

ソフトでやさしいが野球に関しては妥協を許さない土井正三監督。

野球の底知れぬ深さ、難しさを知っていた仰木彬(おおぎあきら)監督。

仰木監督は、選手は結果さえ出してくれればいい。

だから選手の野球をほとんどいじらなかったそうです。

選手の能力を最大限引き出すために、なんとか工夫して"その気"にさせてやろうというプロの哲学がイチローや野茂といった個性豊かでスケールの大きなプレイヤーを育てたと断言しています。


阪神に移り激情型(本当はやさしい)の星野監督。


 あの野村克也監督が自分の理論が星野氏によって覆されることでぼやかれたとのこと。


 ・一桁で終わる投手と二桁勝てる投手の差は大きい。

 ・練習方法の工夫

 ・気、メンタルの大切さ

 ・相手の心理をどう読んでいくか

 
 なかなか教えられることが多い一冊でした。



真っ向勝負のスローカーブ
posted by さっとん at 23:03| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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