2010年09月16日

国立公園としての伊勢志摩を考える

 久しぶりにまとまった雨が降りました。


 本日の賢島大学は、環境省伊勢志摩国立公園管理官 中埜公平さんの「国立公園としての伊勢志摩を考える」でした。

28歳という若さながら論理的にわかりやすく話せる人だなと来た人の多くは感じたはずです。



去年の4月から赴任され、建設業者や土建屋さんと仕事でいっしょになることが多いようです。



 さて伊勢志摩の魅力とは何でしょう?

自然、食べ物(食材)と他の地域に負けない料理、おおらかな土地柄、海女さん、漁師町、養殖いかだ、体験型施設、観光施設など。



伊勢志摩国立公園は神宮、英虞湾の景観を守る目的で1946年に指定されました。

公園面積は55.544haもあり、公園の中に人の生活の営みがあります。


 現在、鳥羽市や賢島に大型リゾートホテル開発の申請が出ています。



 伊勢志摩国立公園における環境省施策の今後の展開として

・国立公園の規制(自然公園法)の適切な運用

・国立公園の適正利用促進、普及啓発、雇用促進

・横山ビジターセンター・横山園地の管理、積極的運営促進

・近畿自然歩道、集団施設地区(横山、登茂山)の直轄整備

・グリーンワーカー事業(国立公園等民間活用特定自然環境保全事業)

・エコツーリズム推進事業

・子供パークレンジャー事業

・マリーンワーカー事業(国立・国定公園の適正海域管理推進事業)

・生物多様性・国際生物多様性年の普及啓発事業

・国立公園地種区分見直し・海域公園地区指定調査


などがあります。



 ディスカッションの中で参加者の方が「いいものを安くうまいものを出す」といったような机上の空論のような講演を聞かされることに辟易していた。



 観光地の魅力とは、地域にいる人の中でどうゆう人とふれあうか、その雰囲気といった要素が大きい。

たとえば賢島口の交差点の看板は観光地の広告のあり方として適切なのか?

安乗灯台に新しくできた料金小屋も景観に全く不釣り合いなのでは?

といった質問も飛び出しました。


 看板に関しては違反が多いのだそうです。

なんでうちだけがということになるとその作業だけに追われることになるため手をつけられない模様。



 アメリカの国立公園は、計画原理に基づくテーマパークとして経営するため住民は入れません。

日本の国立公園は、調整原理に基づく人の土地に法の網をかけ、いろいろな法律が重なってます。

公園内には人がふれあいながら生活しています。



 他の地域に比べて外来種の駆除、生物多様性保全のボランティアが育ってないことなど今後の課題は多いように思いました。
posted by さっとん at 23:04| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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