2010年08月23日

竹中平蔵の「日本が生きる」経済学  ぎょうせい

 阿児ライブラリで借りてきました。


 この作品は2001年竹中氏が小泉内閣のブレーンとして活躍する前の著作です。

これからは、メディアを疑え!好奇心を持て!というのが時代のキーワードになると思いますが、僕は、「なぜ竹中平蔵氏が嫌いなのか」「本当に小泉政権は日本を滅茶苦茶にしたのか」といった世論に疑いを持ち、好奇心を持ちました。


 財政赤字が膨らんでも誰も困らないという異例の状況が続くのは、いまの日本が本格的な高齢化社会を前にして、大きな貯蓄を持っているからだ。

・・・・しかし、高齢化とともに貯蓄は必ず取り崩される。

そのときに金利上昇やインフレという弊害がはっきりした形で認識されよう。

重要な点は、団塊の世代以上の年齢層は、赤字の問題が顕在化するころには生涯を終えており、実体的な影響を受けずにすむ可能性が高い。

この世代はまさに「食い逃げ世代」なのである。

結局のところ財政問題というのは、日本の赤字のような特殊な高齢社会においては、いまの世代が次の世代のことをどれほど真剣に考えているかという問題なのである。
(竹中平蔵の「日本が生きる」経済学 P145〜146)



 小泉内閣は2001年4月から2006年9月という日本では長期政権でした。

その間の実質経済成長率は、2002年から2006年まで毎年2%成長を続けてます。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/umemura/konna/gdp.htm#nendo
(年度別経済成長率)

 毎年2%の経済成長は日本にとって不可欠なのです。

世代が変わる35年後には経済規模は2倍になるので、堂々とバトンが渡せます。

keizaiseityou.jpg
(ナカジマ経済研究所)


 2%成長が続けられないのにばらまいてるから不安になるのではないでしょうか?

posted by さっとん at 18:49| Comment(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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