先週の火曜日にゲオで借りてきたウッディー・アレン監督、脚本の「ギター弾きの恋」はジプシージャズのギター演奏だけでも得をしたと感じた作品ですがストーリーも非常に秀逸に思いました。
1930年代に天才ギタリスト・エメットは、束縛されることを嫌い、自由奔放な生き方をしていました。
ある日、友人とガールハントをしてるとランドリーで働く小柄で可愛い少女ハッティと出会います。
彼女は生まれつきしゃべることができないのですが、彼女に冷たくあたりながらも少しずつ心を開いてきます。
エメットは、派手な生活を好み、金遣いも荒かったのですが、上昇志向の
傾向があり、たまたま出会った上流階級の女性と結婚をします。
身勝手なエメットはハッティーに別れを告げて、上流階級の女との結婚生活に入ります。
上流階級の女も派手好きで浮気現場をエメットに押さえられて離婚することになります。
結局、気立てもよく、やさしいハッティーとやり直そうと彼女のもとに帰りますが、彼女は別の男と結婚していたのでした。
自分にとって最も大事な人を失ったエメットは、ギターを壊し、くやしさで七顚八倒(しちてんばっとう)します。
その後のエメットがどうなったかは音楽仲間や評論家でもよくわからないようです。
自分のささやかな幸せを逃してしまった中年男の哀れさが自分とオーバーラップしてしまいました。
http://www.youtube.com/watch?v=9E6RPkM8Hg4&feature=related
(ギター弾きの恋 sean penn playing guitare in Sweet and Lowdown )
2010年08月04日

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