2010年06月27日

佐藤可志和の超整理学  佐藤可志和 著 日本経済新聞社

 ユニクロ、発泡酒が市民権を得るようになったキリンの「極生」、明治学院大学、国立美術館、千里リハビリテーション病院などのアートディレクター(ドクター)である佐藤可志和氏の整理術です。

 今、どの商売でも売上が厳しい状況が続いてます。

商品やサービスが時代のニーズにあわなくなったり商品価値がないケース。

いい商品・サービスだが、そのよさを消費者に正確に伝わってないケース。

後者の場合は、クライアントと密接にコミュニケーション(診察)を重ねることで、答えを導き出していきます。

アイディア(こたえ)は、クライアント(患者)の中にあるので、それを引き出し、整理して提示してあげるのがアートディレクターの仕事なのだそうです。

クライアント(患者)は、こうしたいああしたいと思いをぶつけてきます。

それを整理するには客観的な視点が必要で、

1.プライオリティー(優先順位)をつける

2.独自の視点を導入する

3.思考を情報化する


というステップを踏むことを提唱しています。

 世の中が複雑になってきて、問題の本質が見えないまま袋小路にはまってしまっている人が大勢いると思います。

僕自身、よい仕事に整理はかかせないことはわかるのですが、惰性、無用な忙しさに流されて本質を見失いかけてました。

 
 大阪の千里にあるリハビリテーション病院の理事長の橋本康子先生は、現在の医療環境に満足してませんでした。

そこで佐藤氏の問診。

相部屋→完全個室。

規模は172床(通常の病院ならスタッフ10人程度)ですが、80〜90人体制にして手厚くケアしたい。

従来の病院の空間は味気ない→

熱帯魚が泳ぐ水槽、リビングに暖炉、アロマテラピー、ライブラリー完備、やわらかな間接照明と木の温もりのあるフローリング

白衣の一新→

きちんと感とエレガントさが同居

日本の医療に欠けている“心のケア”に配慮しています。


 混沌としている自分の現状を「思考の言語化」と「仮説をぶつける」ことで進むべき道がはっきりしてくるとのヒントを得れました。

posted by さっとん at 21:42| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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