一回目測定



夫余(ぷよ)の国は長年中国の「漢」の圧力に苦しみ、流民(るみん)が増え、クーデターで父親から権力を奪い太子となったテソとはいつも対立してました。
テソは戦争を回避させるため漢からの理不尽な要求をすべて飲むことで扶余(ぷよ)を治安を安定させようとします。
陛下(父親)は、多数の流民を救出することと漢の圧力に屈してはならないと戦争で問題を打開しようとします。
“一度理不尽な要求を飲めば、次はそれ以上に過酷な要求をしてくる”
外交とは笑顔で会いながらも後ろの手で刃(やいば)で切りつけようとする駆け引きであるとても厳しい場所であること。
戦うことを避けては近いうちに扶余(ぷよ)が滅びること。
現在の日本を扶余(ぷよ)に見立てて描いてるのかと思うほどです。
権力を取るためには親・兄弟のきづなも時に、吹っ飛んでしまうほど人を狂わすものであること。
権力の魔力の前に人は無力であることがよくわかります。
今日も3本借りてくる予定です。