2010年04月11日

野球を学問する 第4章〜8章  桑田真澄 平田竹男

 根性野球のルーツとして1919年早稲田大学野球部の監督であった飛田穂州(とびたすいしゅう)の「野球道」が後々野球指導を携わる人たちに大きな影響を与えたことを知っている人はあまりいません。

“一球入魂”から「千本ノック」「根性野球」といった言葉が生まれていきます。


一般に言われる「野球道」とは、「練習量の重視」「精神の鍛錬」「絶対服従」といったものです。

そのことで人格形成、教育的効果などプラス面がある半面、非効率・非合理的な練習が蔓延しています。


 桑田氏が在籍していたPL学園の野球部では、練習時間は3時間と決められてました。

その後は各自バッティング練習や自分で考えた練習メニューをこなしたり、休養にとったりすることでますます強いチームになっていったそうです。


 今、桑田氏は中学生に野球を指導しているのですが、上手い下手関係なく番号を言わせて偶数と奇数に分け、打順と守備位置、サインも全部自分たちで決めさせて試合をさせます。

・同じポジションを続けて守ってはいけない。

・2イニング続けてベンチにいてはいけない。

というルールの下で監督、コーチの視点から考えるようになると、絶対服従の野球とは違い、おもしろくわくわくしてきてもっと上手くなりたいという気持ちが強くなります。


野球道の再定義として、スポーツマンシップを中心に置き、「練習の質の重視」「心の調和」「尊重」をあげてます。

 今の時代を生きていくために必用な要素のようにも思えます。
posted by さっとん at 15:52| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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