昨日は松坂市議会議員の投票日でした。
夕方に大口市長が「ピュアレさん残念やったのう」と和具弁で店に入ってきました。(^−^)
自分の選挙(9勝4敗)の時の話も少しされましたが、選挙では戦略・戦術がとても重要であるようです。
「聴く日経」で8月30日の衆議院選挙どうなる日本という特別番組がありました。
日経新聞編集長で政治記者の西田むつみ氏の非常にわかりやすい解説でした。
麻生総理の義理のお父さんである鈴木善幸さんの頃から政治記者をしている西田氏の目から見て麻生総理は記者とのコミュニケーション能力が非常に弱いと感じるそうです。
タイミングのチャンスを見逃してきた「見逃し三振解散」とも言える今回の選挙の争点は、「政権交代」をやるかやらないかです。
本来なら昨年11月に解散のチャンスをあったのですが、金融危機と自民党自身に勝つ自信がなかったことで見逃してしまいずるずるいってしまいました。
今の状況は明らかに民主党有利と言えます。
しかし、自民党にも政策論争(マニュフェスト)、スキャンダル、失言で挽回するチャンスは十分にあります。
小泉前総理がぐらついていた自民党を郵政民営化を国民に問うて大勝利をあげたことはまだ記憶に新しいことです。
子供手当
高速道路無料化
高校無料化
消費税据え置き
といった甘い言葉が並ぶ民主党の政策の財源をどこから確保するのか?
結局、国民の負担が後々大きくなることはないのか?
まだ増税を国民に問うている自民党の方が現実的ではないか?
など一抹の不安はあります。
一方、民主党が政権を取ることで、霞が関、農業団体、地方公共団体と官僚、政治家との癒着、うみをはきだすことも期待できます。
有力政治家と親しくなることで役所間での影響力や既得権を持っている役人には大きなダメージになります。
自民、民主が拮抗した場合は政界再編の可能性もあり、今回の選挙は生活にも大きな影響を与える選挙になりそうです。
2009年07月27日

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