11日(土)午後7時から磯部町生涯学習センターにて自民党三重県連主催の「どこでも討論会」を聞きに行ってきました。
衆議院議員のみつやのりおさん、市長、県議、市議も全員来られて地域の問題についての質問がありました。
英虞湾架橋の実現についての質問がありました。
平成25年にしらきまで第二伊勢道路ができるようですが、地域ネットワークの必要性、産業振興、医療、災害対策の面からも道路特定財源を活用して実現させたいとのことでした。
また志摩病院問題について現在、内科においては予約診療(かかりつけ医の紹介が必要)がとられており、現在の医者が2、3人抜けると地域医療を守れない危機的状況であるとの説明でした。
根本には医者が確保できないのが根底にあるのですが、国から予算をもらい医師の確保、病院の建て替えを進めていくようです。
また漁業をされてる若い方からの質問で、漁業で生活が成り立たなくなっていることを訴えてました。
これに対しては手厚い補助金などが出ているので調べてほしいとの回答でした。
伊雑の浦の汚染で青のりなどに被害が出ていること、鳥獣被害、農家の後継者問題などがあがりました。
現在、日本の食糧自給率はカロリーベースで40%です。
現在農業に従事している方の60%が65歳以上です。
10年後には75歳以上となり、大変深刻な問題です。
今のように補助金で対応していくことには限界もあり、唯一自給率100%の日本の米を食べる国民的運動が必要です。
年配の質問者の方々は優秀で本当によく考えられて質問されていると思うのですが、「各議員の皆様、お忙しい中・・・・」などといった原稿をまる読みの方が多く時間がかかり、聞いている方も結構疲れました。
メモをちらっと見るのはかまわないですが、自分の言葉で話された方が聞いている方にも伝わると思います。
「わし鵜方のナカジマやけど、志摩病院は大丈夫なんかいな?」のワンフレーズで十分だと思いました。
後は議員の先生の回答に質問する形の方が聞きやすいのではないでしょうか?
90分という短い時間枠の中ではポイントだけを的確に自分の言葉で質問してほしかったです。
2009年07月12日

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