2009年04月01日

公共の福祉

 憲法などの法律では条文、判例、学説を学習する必要があります。

国の約束事である憲法を改正することは、その国の基本原理を根本から変えてしまうことにつながり今までと全くちがう国になる約束事をすることになります。

憲法22条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。


 昨日は、元法制局キャリア官僚が教える 法律を読む技術・学ぶ技術 吉田 利宏 著の「公共の福祉」(p223)から読んでました。

 公共の福祉が憲法の趣旨に反してないかを見極める学説に、一元的外在制約説、内在・外在二元的制約説、一元的内在制約説があります。


 一元的外在制約説の例で言うと、人権などに対して社会のため、公共のためという名目であらゆる制約があるという考え方です。

滅私奉公的な面と個人の権利が大きく制約されるので今はあまり支持をされてません。

 
 大相撲で言えば財団法人日本相撲協会の横綱審議委員会の通達では品格という名目で朝青龍に対してあらゆる制約があるように思います。

朝青龍にも横綱として自覚のない行動もあったことは確かです。

異国の国技で必死のけいこでトップの座を登りつめた外国人に対して大勢で批判するのは日本の品格を疑われかねません。

 委員の中にはマスコミ受けを狙ったようなコメントを聞くこともあります。

なぜか朝青龍の言い分(コメント)に謝罪が多くなるのは相撲協会が一元的外在制約説の考え方をしているからではないかと思いました。

朝青龍に対して不服申し立てや代理人制度、聴聞、弁明の機会の付与を与えてやることで五分五分の条件で議論ができる相撲協会であれば日本の国技として発展していく余地は十分にあるのではないでしょうか。

posted by さっとん at 19:26| Comment(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
blogram投票ボタン
検索
 
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。