2009年01月08日

WEB進化論  ☆☆☆☆

インターネットがものすごい勢いで普及して、リアル(現実)世界とネット世界の中で多くの人が行き来するようになってきました。

著者は、「ネットの善の部分を直視せよ」というテーマをネット企業の歴史から始まり、政治・経済・法律(著作権など)、既得権がどのように変化してきたかをかなりわかりやすく説明されてます。


 アメリカのシリコンバレーで生活してきた著者が「時間の使い方の優先順位」の中で、年配者との付き合いを極力減らし、若い人との時間を多く持つように積極的に心がけます。


その中で日本の多くの若い人たちが「企業の中で閉塞感(へいそくかん)を強く感じている」と思うようになりました。


 その原因は何か?


日本という国は、「いったん属した組織を一度も辞めたことがない人たち」ばかりの発想で支配されている国であるという事実に気づきます。

 麻生首相が職安で職を探している人に「自分のやりたいことを目的意識を持って探しなさい」と言ってたのを思い出しました。

日本の企業、官僚、政治家など、いわゆるエスタブリッシュメント層の中枢に座る年上の人たちの大半が、「組織を辞めた」という個人的な経験を全く持たないのである。そのことが日本の将来デザインに大きなゆがみをもたらしているのではないか。

そういったことを感知するセンスのいい若い人たちは、「組織をやめた」ことが一度もないエスタブリッシュメント層のことばがむなしく響くばかりだ。

と問題提起を投げかけてます。

「真っ先に自分が変化しなければ淘汰される」とシリコンバレー流の変化を個人が認識していかなければいけないとの非常に厳しいメッセージを送っているように感じました。



*エスタブリッシュメント  社会的権威を持っている階層

 WEB進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
 梅田望夫著
posted by さっとん at 11:44| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
blogram投票ボタン
検索
 
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。